あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月19日」(2017年)。
ライザーを持ち、ベリアル融合獣にフュージョンライズ(変身)する伏井出ケイがついにリクたちの前に現れた。著名な小説家である伏井出は、自らの講演会を利用し、人々を人質に取る。そして、ゼロに生け贄になるよう迫るのだった。
伏井出ケイの講演会に誘われるリクたち
そこに、話題の伏井出本人が現れた。話を聞いていた伏井出はその場にいた全員を講演会に招待すると言う。大興奮の店長たちだったが、鳥羽ライハは伏井出に、何か怪しさを感じていたのだった。一方、ウルトラマンゼロも、伏井出の小説に、同じウルティメイトフォースゼロの仲間であるグレンファイヤーやミラーナイトを連想させるキャラクターが登場していることを知る。レイトと一体化しているゼロは、レイトに伏井出の著書をすべて読み込ませたのだった。
そして翌日、講演会の会場で伏井出と顔をあわせたゼロは、伏井出が異星人であることを確信。伏井出の小説には、これまでの自分の戦いがそのまま綴られているとリクに話す。しかし、ひとつだけ違う点があった。ゼロをモチーフにした「ゾーラ」が悪役だったのだ。