8月19日 ウルトラマンジード 伏井出ケイが正体を現しゼロがピンチに!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月19日(2017年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月19日」(2017年)。
ギャラクトロンと戦うウルトラマンジード  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全5枚)
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第5作の『ウルトラマンジード』。幾度となく宇宙を危機に陥れたウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ朝倉リク=ウルトラマンジードは、自身の運命を乗り越え、ベリアル融合獣に立ち向かう。

ライザーを持ち、ベリアル融合獣にフュージョンライズ(変身)する伏井出ケイがついにリクたちの前に現れた。著名な小説家である伏井出は、自らの講演会を利用し、人々を人質に取る。そして、ゼロに生け贄になるよう迫るのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

伏井出ケイの講演会に誘われるリクたち

2017年8月19日は『ウルトラマンジード』第7話「サクリファイス」が放送された日です。銀河マーケットでアルバイトをするリクたちだったが、何やら店長である久米ハルヲの様子がおかしい。小説家・伏井出ケイの特別講演会の抽選に外れたことがショックで騒いでいたのだ。すると、伊賀栗一家がやってきた。レイトの妻のルミナも、伏井出のファンである「フクイデスト」らしい。

そこに、話題の伏井出本人が現れた。話を聞いていた伏井出はその場にいた全員を講演会に招待すると言う。大興奮の店長たちだったが、鳥羽ライハは伏井出に、何か怪しさを感じていたのだった。一方、ウルトラマンゼロも、伏井出の小説に、同じウルティメイトフォースゼロの仲間であるグレンファイヤーやミラーナイトを連想させるキャラクターが登場していることを知る。レイトと一体化しているゼロは、レイトに伏井出の著書をすべて読み込ませたのだった。

そして翌日、講演会の会場で伏井出と顔をあわせたゼロは、伏井出が異星人であることを確信。伏井出の小説には、これまでの自分の戦いがそのまま綴られているとリクに話す。しかし、ひとつだけ違う点があった。ゼロをモチーフにした「ゾーラ」が悪役だったのだ。
次のページへ 伏井出がギャラクトロンを出現させる!
26 件