あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月23日」(1972年)。
超獣・サボテンダーが現れた。Aはそれを撃退するが、サボテンダーは赤い花の咲いたサボテンに姿を変え、サボテンを売る三郎少年のもとで復活の時を待つ。
サボテンダーが三郎のもとで潜伏
やはりサボテンダーは生きていた。ヤプール人はサボテンダーにエネルギーを蓄えるよう、指示。すると、サボテンダーは赤い花を咲かせた小さなサボテンになり、お祭りの露店で売られているサボテンに紛れ込む。その店は、三郎少年が父親とともに開いていた店だった。三郎はそのサボテンが蛾を食べたのを見て気に入り、お小遣いでサボテンを買い取ってしまう。
三郎はサボテンを「サブロテン」と名付けて友達に自慢する。しかし、その夜、サブロテンは動き出し、小学校の飼育小屋にいる鶏を捕食。さらに、様子を見に来た宿直の男性教師も犠牲になってしまった。翌日、飼育小屋が荒らされ、教師の服だけが残されている状況に、警察の現場検証が行われた。そこに北斗と南もやってくるが、警察とTACの立場の違いから、北斗は現場に入れてもらえなかった。しかし、教師のスリッパに鋭いトゲが刺さっていたことから、北斗は超獣が犯人だと疑う。