あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月19日」(2022年)。
TPU技術部のアサカゲ ユウイチロウ博士は、バズド星人のアガムスだった。GUTS-SELECTの巨大ロボ・テラフェイザーをアガムスに奪われ、危機に陥ったカナタは未来人のデッカー アスミに助けられる。ウルトラマンデッカー ダイナミックタイプに変身しテラフェイザーを撃退したカナタ。デッカー アスミはカナタにアガムスを救うよう願い、未来へ帰っていったのだった。
ヤプールがアガムスと接触
突然街が陥没するという事件が発生。GUTS-SELECTは陥没した街の地下に高エネルギーを観測する。そのエネルギーは凄まじく、怪獣を超越した「超獣」とでもいうべきものだった。カナタ、キリノ イチカ隊員、リュウモン ソウマ隊員は調査に向かうが、カナタは発見されたという連絡が入ったアガムスのことが気がかりだった。すると、空間が割れ、カナタそっくりの人物が出現。偽物のカナタと引き換えに、カナタはアガムスによって異次元に連れ去られてしまう。
再び対峙したカナタとアガムス。アガムスによると、バズド星が滅びた原因は、人類が宇宙に進出したためらしい。カナタは未来の地球人が何をしたのかと問いかけるが、アガムスは話を聞こうとせず、カナタに宿るウルトラマンデッカーの力を危険だと言い殴りかかってきた。カナタは反撃しようとするが拳を下ろし、アガムスを救うにはどうすれば良いのかと考える。しかし、カナタの想いは逆にアガムスの怒りを燃え上がらせてしまうのだった。