あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月20日」(1979年)。
タンカーを襲撃する3体の怪獣が出現。彼らは巨大な殻の中で共生する兄弟怪獣で、長男と次男は海洋汚染により凶暴化してしまっていた。凶暴化を免れていた三男のサンは、兄たちを海に帰るよう説得しようと試みるが……。
3体の怪獣が現れる
海上からは異常は発見できず、水中航行も可能な科学警備隊の旗艦・スーパーマードック号は海中を調べることに。すると、貨物船やタンカーの残骸を発見。それは、巨大な何者かにかじられたような状態だった。一方、搭載機のバーディーで上空から調査を続けていたマルメ隊員は、航行中のタンカーが2体の怪獣に襲われているのを目撃。しかし、もう1体の怪獣が現れると、怪獣たちは海の中に去っていく。その様子を映像で見ていたピグは、怪獣たちの会話から彼らが喧嘩をしているのだと分析する。
東京湾一帯は怪獣への迎撃態勢がとられ、対策本部も設置される。しかし、警備の手薄な場所に怪獣が出現。上陸してしまう。怪獣は、巨大な殻に3体の怪獣が同居したオプトだった。オプトは街を破壊しながら対策本部のある埋め立て地に出現。しかしオプトは突然眠りはじめてしまう。