9月26日 ウルトラマンガイア 我夢がXIGファイターEXで飛び立つ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月26日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月26日」(1998年)。
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メザードと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワーク「アルケミー・スターズ」の一員、高山我夢(がむ)が地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

別の時空に存在するメザードが現れた。我夢は城南大学の仲間に頼み、パイロットウェーブ照射システムを製作。そして、XIGファイターEXに搭載し、自ら攻撃を仕掛ける。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

異次元に存在するメザード

1998年9月26日は『ウルトラマンガイア』第4話「天空の我夢」が放送された日です。フライトシミュレーターで戦闘機を操縦する訓練を続ける我夢。そんなある日、臨海副都心のビルが砂のように崩れ、一帯は砂漠化してしまう。我夢は堤 誠一郎リーダーとともにピースキャリーで現場に向かう。すると、上空にクラゲのような物体が現れ、さらに広範囲が砂漠化してしまった。
街に出現した、プライマルメザード  ©円谷プロ
チーム・ライトニングはその怪獣・プライマルメザードに攻撃するが、攻撃はすり抜け、さらに敵は瞬間移動するように姿を消しては現れる。これ以上の攻撃は無意味と判断した我夢の提言を受け、石室章雄コマンダーは特捜チームXIG(シグ)を撤退させた。

我夢の分析により、プライマルメザードは異次元に存在する生命体であることが判明。こちら側の人間が視認しているプライマルメザードは実体ではなく、影のようなものなのだ。プライマルメザードを攻撃するには、こちらの次元に引きずり込まなくてはならない。

我夢はプライマルメザードをこちらの次元に引き寄せるための「パイロットウェーブ照射システム」の設計図を完成させると、その製作を城南大学の仲間に依頼。しかし、チーム・ライトニングの梶尾克美リーダーは、怪獣に対抗するためのシステムを学生が作っていることに疑問を抱くのだった。
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