8月18日 セブンVS.セブン!? ニセのウルトラセブンが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月18日(1968年)

テレビマガジン編集部

セブンVS.ニセ・ウルトラセブン!

サロメ星人の目的は、このニセ・ウルトラセブンを完璧なものにするため、セブンの「ウルトラビーム」の秘密をダンから聞き出すことだった。再び拘束を受けたダンは秘密を明かすことを拒否するが、自白装置・トークマシンを取りつけられ、強制的に喋らされてしまう。ウルトラビームを受け、完成したニセ・ウルトラセブンは、サロメ星人の海底基地から出撃。船を襲撃しウルトラ警備隊の隊員たちにも攻撃を開始する。

サロメ星人はダンを残したまま、海底基地を破壊するために時限爆破装置をセット。水中翼船にカモフラージュした宇宙船で脱出した。一方、ダンは拘束具をライターで燃やし、なんとか脱出する。そして、アギラをニセ・ウルトラセブンに向かわせた。セブンのカプセル怪獣であるアギラを見て、ダンが生きていることに気づくサロメ星人。さらに、ウルトラ警備隊はウルトラホーク1号でサロメ星人の宇宙船に攻撃を開始する。

しかし、アギラはニセ・ウルトラセブンに歯が立たず、ウルトラホーク1号も攻撃を受けて海上に不時着してしまう。そこに、ダンが変身したセブンが現れた。戦闘を開始するセブンとニセ・ウルトラセブン。2体は空中で激突し、海中に落下。大爆発を起こす。

そして、1体のセブンだけが海の中から顔を出した。そのセブンは、泳いでサロメ星人の宇宙船に向かってくる。自分たちのセブンが勝ったのだと確信するサロメ星人たち。しかし、セブンはサロメ星人の宇宙船を沖に運ぶと、宇宙船は爆散。勝ったのは、われらのセブンだったのだ。戦いを終えたセブンは変身を解除し、仲間たちと合流。事件は無事解決したのだった。

ロボット超人 ニセ・ウルトラセブン

ウルトラビームを搭載し、完成した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
ロボット超人 ニセ・ウルトラセブン

身長/40メートル
体重/3万5000トン

サロメ星人が開発したロボット兵器。ウルトラセブンをコピーしたもので、オリジナルのセブンよりも高い戦闘力を持つらしい。防御力も高いが、セブンのボディ風車を受け撃破された。

登場エピソード:『ウルトラセブン』第46話「ダン対セブンの決闘」(1968年8月18日放送)
脚本:上原正三、市川森一/特殊技術:大木 淳/監督:鈴木俊継

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8月18日はニセ・ウルトラセブンが出現した日

8月18日は、サロメ星人が作り上げたニセ・ウルトラセブンがセブンと激突したエピソードの日。セブンの偽物を作り、地球を侵略しようとしたサロメ星人の野望は、本物のセブンによって打ち砕かれたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga