大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
太古の巨大食虫植物デスフラワーが人々を襲う！
黄色い粉は、花粉であることが推測され、ムツミは太古にデスフラワーという巨大な食虫植物が存在していたことを思い出す。その後、地球防衛軍の哨戒機が怪しい洞窟を発見。科学警備隊は宇宙服を防毒スーツの代わりにして、その中に消えたと思われるヒカリの救出に向かった。一方、ヒカリは洞窟の奥にある、崩壊した古代遺跡のような空間にいた。その場には、同じように幻覚を見て朦朧としている男性たちがいる。花粉のせいで幻覚を見つつも、なんとか意識を保とうとするヒカリの目の前で、巨大な花が現れひとりの男性を捕食してしまった。
人間を食べようとするデスフラワー ©円谷プロ
ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身しようとするも、つまずいて変身アイテムであるビームフラッシャーを落としてしまう。一方、その場に到着した科学警備隊も巨大な花がデスフラワーであることを察すると、その場にいる男性たちを逃がし、ヒカリを救出する。意識を完全に取り戻したヒカリは、「自分には花粉への免疫がある」と言ってデスフラワーの処分の役割をアキヤマキャップから代わり、仲間たちを人々の避難誘導に専念させるとデスフラワーを攻撃する。しかし戦闘により洞窟が崩壊し、腹にデスフラワーを付けた怪獣・デスバランが現れた。デスフラワーはデスバランの体の一部だったのだ。
ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身。戦いを開始するが、デスフラワーから伸びる触手のような花糸に体を拘束されてしまう。すると、ジョーニアスは自らの体を縮小して攻撃から逃れ、再び巨大化。プラニウム光線でデスバランを撃破したのだった。
ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身。戦いを開始するが、デスフラワーから伸びる触手のような花糸に体を拘束されてしまう。すると、ジョーニアスは自らの体を縮小して攻撃から逃れ、再び巨大化。プラニウム光線でデスバランを撃破したのだった。
毒花怪獣 デスバラン
男性ばかりが引き寄せられていた理由は不明だった ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
毒花怪獣 デスバラン
身長／81メートル
体重／８万2000トン
謎の古代遺跡に潜み、デスフラワーだけを地上や地底の古代遺跡に出して餌を捕食する怪獣。デスフラワーの花粉で幻覚を見せることで男性を誘き寄せ、腹部のデスフラワーを使って人間を食べていた。
登場エピソード：『ザ☆ウルトラマン』第25話「悪魔の花園」（1979年９月19日放送）
作：荒木芳久／演出：辻 勝之
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
映画『ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟』2024年９月１日より配信開始！
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL05ld3NfMDA4ODE%3D
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９月19日はヒカリがデフフラワーの花粉に冒されてしまった日
９月19日は、デスフラワーの花粉でヒカリが誘き寄せられてしまったエピソードの日。朦朧とする意識の中、ビームフラッシャーを落としてしまったヒカリでしたが、それを強く握る痛みでなんとか意識を保とうとしました。ウルトラヒーローの力だけではなく、その強い精神力で困難を乗り越えたヒカリ。彼や科学警備隊の活躍で事件は無事に解決したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン＆怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga