1月8日 ウルトラマン 生け捕りにされたゴモラの展示予定地はなんと!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月8日(1967年)

テレビマガジン編集部

ゴモラのパワーにウルトラマンもピンチ!

大阪にゴモラが運ばれるため、万が一に備えて六甲山一帯に非常線が張られていた。そこに、怪獣にくわしい「怪獣殿下」ことオサム少年を中心とした子どもたちがやってきていた。オサムたちは防衛軍の目を盗み、封鎖されている地区に入ってしまう。一方、ゴモラを運び込む研究所に向かっていた科学特捜隊だったが、本来6時間持つはずの麻酔が切れ、ゴモラが覚醒。暴れだしてしまう。

ムラマツキャップは、すでに住民を避難させている六甲山にゴモラを投下。科学特捜隊はジェットビートルから降りてゴモラの様子を見にいくが、2000メートルの上空から落下してもゴモラはまったくの無傷のようだ。ゴモラを万博で生きたまま展示することは不可能だと考えた中谷教授は、ゴモラへの対処をムラマツキャップに一任。ムラマツキャップはゴモラを倒すことを決定する。しかし、ゴモラは落下のショックで完全に目を覚まし、荒々しく抵抗。穴を掘って、地中に姿を消してしまった。

中谷教授と科学特捜隊は、見晴らしの良い大阪タワーに設置された対策本部で対策を練る。しかし、ゴモラが次にどこに出現するかわからない。大阪市民は恐怖に震え、家の中で身を潜めるほかなかった。六甲山でハヤタに見つかり、家に帰らされたオサムとその友人は千里丘陵でウルトラマンごっこをして遊んでいると、すぐ近くにゴモラが出現。オサムがウルトラマンに助けを求めると、それに応えたかのように、ハヤタが変身したウルトラマンが現れた! 激しく激突するウルトラマンとゴモラ。しかし、ウルトラマンはゴモラの凄まじいパワーに圧倒されてしまう。

さらに、オサムのもとに、ウルトラマンへの変身アイテムであるベーターカプセルが落ちてくる。ウルトラマンが落としてしまったのだ。ウルトラマンをノックアウトさせたゴモラは地中に逃走。ウルトラマンは、ベーターカプセルを落としたことに気づかないまま飛び去ってしまったのだった。
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