
成長していくイフェメラの目的とは?
イフェメラは、誕生から1日でその命を終える怪獣だった。コスモスは、それを知っていたから変身を拒んだのだ。イフェメラは倉庫の瓦礫を積み上げはじめる。しかしそこに防衛軍から、イフェメラに攻撃を行うよう要請の通信が入る。近くに政府のコンピューター集中管理施設があるというのだ。要請に対して、「時間が欲しい」と訴えるヒウラキャップだったが、管轄を自分たちに移した防衛軍がイフェメラにミサイルを発射してしまう。
フブキはテックサンダー1号でミサイルを迎撃しようとするが、最新鋭のバーニングミサイルにはミサイル自体にビーム砲が搭載されており、迎撃を受けて失敗してしまう。そこでフブキは、ミサイルの攻撃対象をテックサンダー1号になるよう誘導。バーニングミサイルはテックサンダー1号を追跡しはじめる。
ムサシはコスモスに変身してバーニングミサイル数発を破壊するが、1発がコスモスに反撃を行い、ターゲットをイフェメラに切り替えて向かってしまう。しかし、イフェメラは逃げようとせず、まるで何かを守るように地面にうつぶせになって、バーニングミサイルの直撃を受けてしまった。
命を落としてしまったイフェメラ。コスモスがその亡骸を持ち上げると、そこには卵があった。イフェメラは卵を産み、それを守っていたのだ。EYESは卵を鏑矢諸島で保護し、コスモスはイフェメラの亡きがらを宇宙に運んだのだった。