10月27日 ウルトラマンA 黒雲とともにレッドジャックが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月27日(1972年)

テレビマガジン編集部

レッドジャックが再び出現!

その後、再び黒煙が上がった。北斗は住民を避難させるが、そこにダンとヨウコが現れる。封鎖された地区に、母親から買ってもらったヨウコの自転車が取り残されているらしい。北斗はヨウコを逃がし、「自分も行く」と言って聞かないダンとともに、自転車を探しに向かった。

しかし、北斗が持ち場を離れたことで、オートバイに乗った若者たちが封鎖地区に侵入。レッドジャックの火炎放射を受け、死んでしまう。出撃したTACはレッドジャックに応戦するが、レッドジャックは再び姿を消してしまった。命令無視をし、死者を出すというミスを2度も犯してしまった北斗。竜隊長も、今回は北斗のことを擁護せず、しばらくTACの仕事から離れるよう、北斗に命じるのだった。

一方、無事に自転車を持ち帰ったダンは、その武勇伝を友人たちに自慢していた。しかし、調子に乗ったダンは「今度は超獣の爪を取ってくる」と豪語する。そして、再びレッドジャックが現れた。ダンはヨウコの自転車を半ば強引に借り、レッドジャックのもとに向かう。すると、地上からレッドジャックを攻撃していた山中隊員がダンに気づき、連れ戻そうとしたが怪我をしてしまう。

山中とダンを助けた北斗。北斗はダンのことを𠮟るが、「ウルトラ6番目の弟」を自認するダンは、北斗の言うことを聞こうとしない。すると、北斗はダンに「ウルトラの星が見えるか?」と問う。ダンは、それまで見えていたウルトラの星が見えなくなっていた。「ウルトラの星は、本当に頑張るやつにしか見えない」。北斗の言葉を聞いたダンは、ふたりに謝罪。怪我をした山中とともに、退避する。そして、北斗はウルトラマンAに変身。両腕にエネルギーを纏う技・フラッシュハンドで格闘戦を行い、メタリウム光線でレッドジャックを撃破したのだった。

黒雲超獣 レッドジャック

稲妻のような光線を放つ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
黒雲超獣 レッドジャック

身長/72メートル
体重/6万4000トン

黒煙に隠れている超獣で、攻撃目標を見つけると現れる。口から炎を吐き、ボディの赤い部分は600℃の熱を持っている。

登場エピソード:『ウルトラマンA』第30話「きみにも見えるウルトラの星」(1972年10月27日放送) 
脚本:田口成光/特殊技術:川北紘一/監督:岡村 精

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10月27日は黒煙とともにレッドジャックが出現した日

10月27日は、黒煙とともにレッドジャックが出現。北斗が判断ミスを犯してしまったエピソードの日。自分の力を誇示しようとしたことで、ウルトラの星が見えなくなってしまったダン少年でしたが、無事に山中隊員を避難させ、考えを改めたことで、再びウルトラの星が見えるようになりました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。