9月28日 最終回 ウルトラマンコスモスと怪獣たちがカオスヘッダーを救う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月28日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月28日」(2002年)。
カオスダークネス(中央)の心に訴えかけるウルトラマンコスモスと怪獣たち  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

怪獣を凶暴化させるカオスヘッダー。その正体は、ある惑星で作られた人工生命体で、全生物の意識を一体化させることで秩序をもたらすことが目的だった。コスモスは月面で、すべてのカオスヘッダーが一体化したカオスダークネスとの決戦に挑むが、その戦いでエネルギーを消耗。姿を消してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

カオスダークネスが再び現れる

2002年9月28日は『ウルトラマンコスモス』第65話「真の勇者」が放送された日です。ウルトラマンコスモスとの決戦で、カオスダークネスは消滅したかに思われた。アヤノは、本来のカオスヘッダーは善でも悪でもなく、攻撃する以外に方法はなかったのかと考える。ムサシも、憎しみを学習し心を持ったからこそ、理解し合えるはずだと考えた。創造主の指示どおりに行動してきたカオスヘッダーも、ある意味では犠牲者なのだ。しかし、ヒウラキャップは、その考えには否定的だった。

すると、反応を消していたカオスダークネスが再び現れた。EYESは出撃し、カオスヘッダーに有効なカオスキメラを撃ち込むが、カオスダークネスはカオスキメラの耐性を得ており、効果がない。いくら兵器を強化しても、それを上回るカオスヘッダーに、自分たちにはもうできることはないのかと感じるヒウラキャップ。

すると、友好巨鳥 リドリアスが現れた。リドリアスは、カオスダークネスに何かを訴えるような仕草を見せる。さらに、別エリアに地中怪獣 モグルドンと、電撃怪獣 ボルギルスも出現。カオスダークネスのいる地点に向かって進みはじめた。
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