9月27日 ダイゲルンを倒せ! ウルトラマンダイナ ストロングタイプ初登場!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月27日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月27日」(1997年)。
ダイゲルンと戦うウルトラマンダイナ ストロングタイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

地底に都市を築こうとする「ジオフロンティア計画」。その掘削作業に使われているPWウェーブによって、怪獣・ダイゲルンが出現してしまう。強力なパワーを持つダイゲルンに対し、ダイナはウルトラマンダイナ ストロングタイプにチェンジして立ち向かう!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の群発地震がおこる

1997年9月27日は『ウルトラマンダイナ』第4話「決戦!地中都市」が放送された日です。青葉市一帯で、謎の群発地震が発生していた。スーパーGUTSは、震源が動いていることを確認。地底にいる怪獣が地震を起こしているのではないかと推測された。その震源は、「ジオシティ」を中心に、円を描くように移動していたのだ。

ジオシティとは、地底に都市を築こうとする「ジオフロンティア計画」の一環で、ジオフロント社によって進められていた。アスカとコウダ隊員が現場に向かうと、そこでは、どんなに硬い岩もパウダー状に分解できる「PWウェーブ」という技術で掘削作業が行われていた。アスカたちは、PWウェーブが怪獣を刺激したのではないかと考える。

その後、再び地震が発生。スーパーGUTSは、ジオフロント社にPWウェーブを停止させる。すると、地震も止まった。ヒビキ隊長は、ジオフロント社のタチバナ社長にPWウェーブ停止の事後報告をするが、タチバナは工事前に調査をしたが、怪獣はいなかったと反論。一方的に工事をやめさせたスーパーGUTSを大声で非難する。

すぐに怪獣を倒せと言うタチバナに、ヒビキ隊長は各方面と調整し、慎重にことを運ぶべきと主張した。すると、タチバナは現場にいたアスカとコウダを警備員に拘束させ、PWウェーブを再起動。掘削作業を再開してしまった。そして、タチバナは、怪獣がPWウェーブを嫌っていると考え、出力を最大にすることで追い払おうとする。
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