8月10日 ウルトラマンタイガを狙う宇宙のヒットマンが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月10日(2019年)

テレビマガジン編集部

アベルの目的はタイガだった!

男性を見つけ出したカナ。男性は、地球でのこの50年間はあまり楽しくなかったと言う。しかし、蕎麦だけは気に入っているようで、カナと蕎麦談義で盛り上がる。すると、ふたりの前にアベルが現れた。姿を見られたアベルが、男性を殺しにきたのだ。

カナは身を挺して男性を守り、時間稼ぎをすると、ヒロユキとホマレが到着。しかし、追い詰められたアベルは巨大化した。ヒロユキはウルトラマンタイガに変身。じつはアベルは、霧崎にタイガを倒すよう、依頼されていた。目的は、タイガだったのだ。

アベルの射撃武器に苦戦するタイガ。ヒロユキは、セグメゲルの怪獣リングを使い、セゲルフレイムを発動し、攻撃する。その後、ウルトラマンタイタス、そしてウルトラマンフーマにバトンタッチ。フーマはビクトリーレットの力で鋭星光波手裏剣を繰り出し、アベルを撃破するのだった。

無事に事件は解決。男性は、いつも通り、望遠鏡で円盤を探していた。すると、彼のもとにペロリンガ星人が現れる。男性は、ペロリンガ星人を待っていたのだ。ペロリンガ星人は、男性に、共に帰ろうと言うが、男性は「もう少しこの星で暮らしてみる」と、誘いを断る。すると、ペロリンガ星人は男性に別れを言い、円盤で帰っていくのだった。

【ウルトラ怪獣事典】

遠距離から敵を射撃する。パンカチ技・ファンタスティック・アベルフィクションはタイガには通用しなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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宇宙ヒットマン ガピヤ星人 アベル

身長/190センチ〜50メートル 
体重/190キロ〜3万トン

かつてウルトラマンオーブと対決して敗れ去った、ガピヤ星人 サデスの弟。時空を超えて活動するヒットマンで、霧崎の依頼で地球にやってきた。高い戦闘力を持つが、コミカルな性格でもある。

登場エピソード:『ウルトラマンタイガ』第6話「円盤が来ない」(2019年8月10日放送)
脚本:足木淳一郎/監督:田口 清隆

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8月10日はガピヤ星人アベルがタイガを狙って地球に現れた日

8月10日は、霧崎=ウルトラマントレギアの依頼で、ガピヤ星人 アベルが地球に出現。タイガと、姿を見た男性を襲ったエピソードの日。男性を助けようとするカナが、公安の外事X課に所属していた時に宇宙人の少女を救えなかった過去も明かされます。

今回の『ウルトラマンタイガ』に登場した男性が、『ウルトラセブン』に登場しフクシンを星の世界に連れていくと言ったペロリンガ星人と同一であるか等の関係性は語られていません。もし、セブンと戦って敗れたはずのペロリンガ星人が実は生きていたなら、もしくは男性にもフクシンと出会った同胞と同じような過去があったのなら、50年間円盤を待ち続けた彼の心はカナとの交流によって、地球での暮らしを望むように変わったのでしょう。

『ウルトラセブン』に登場したペロリンガ星人の人間態である少年と、『ウルトラマンタイガ』に登場した「星に帰りたい男」(=ペロリンガ星人)を、同じ高野浩幸さんが演じているのも見どころです。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2025』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga