あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月14日」(1979年)。
隕石に乗って宇宙から怪獣が襲来。その怪獣は、レオが故郷のL77星で飼っていたペットのロンだった。しかし、ロンが暴れMACが出撃。ゲンはロンと戦うことができなかったが、そんなゲンにダンは厳しく接する。
生き別れたペットが地球に現れる
怪獣は地中に逃走。MACは帰還する。隊員たちは無事に脱出できたものの、ゲンが攻撃をしなかったせいで、マッキー2号と3号は撃墜されていた。そのためゲンは、同乗していた青島隊員に激しく非難されてしまう。一方、ダンはゲンがなぜ攻撃することができなかったかを察していた。先ほどの怪獣は、ウルトラマンレオがL77星で暮らしていたころ、ペットにしていたロンだったのだ。
故郷が滅ぼされ、生き別れになってしまったレオとロン。ロンは本来小さく、大人しい生き物だった。故郷を亡くしひとりでさすらっているうちに、荒んだ性格になってしまったと考えるゲン。せっかく仲の良かったペットと再会することができたゲンは、ロンを撃てないとダンに訴えるものの、ダンはそれを一蹴する。