6月14日 ウルトラマンレオ かつてのレオのペットが怪獣になって出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月14日(1974年)

テレビマガジン編集部

ロンと戦うレオ

そこに、カオルを預かっている城南スポーツセンターの指導員、山口百子が現れ、カオルを𠮟る。当初は拗ねていたカオルだったが、百子のビンタによって目を覚まし、友だちに謝罪するのだった。そして、百子はカオルを𠮟らなかったゲンも責める。ゲンは、百子から「悲しいからといって、何をしてもいいなんてことはないわ。ほんとうの愛情があったら、絶対知らん顔はできないはずよ!」という言葉を受け、ロンへの攻撃を決意する。

MACは、地中に身を隠したロンが姿を現すところを待ち構えていた。ゲンはダンに戦線に復帰させてほしいと申し出るが、ゲンは青島からの信用を失っていた。ダンは、ゲンが仲間たちの信用を取り戻せたならば戦いに連れていくと応え、ひとまずMAC専用車両のマックロディーで、レーダーのチェックを行うよう指示をする。

すると、ロンが現れた。隊員たちはマッキー2号と3号で攻撃をはじめるが、次々と撃墜されてしまう。すると、ゲンはマックロディーで攻撃を開始。マックロディーの装備で攻撃しながらロンの懐に潜り込み、爆弾を設置するといった危険な行動に出る。そして、マックロディーが潰されそうになるとレオに変身した。

レオの姿を見たロンは破壊活動を止める。そして、地球から去るようレオに言われると、背中を向けた。だが、ひとりで過酷な放浪生活を送っていたロンの性格はひねくれてしまっており、言うことを聞くふりをして尻尾で奇襲を仕掛ける。激しい肉弾戦の末、今度こそ降参したロンは、レオの縮小光線を受けて小さくなり、宇宙のどこかへと運ばれたのだった。

さすらい怪獣 ロン

地底でマグマを吸収していた  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
さすらい怪獣 ロン

身長/57メートル
体重/3万トン

L77星でレオに飼われていた怪獣。マグマ星人に故郷を滅ぼされてからはレオと生き別れになってしまい、生きぬくためにひとりで宇宙をさすらっていた。そのなかで巨大化し、凶暴化してしまう。尻尾から炎を噴射し、目から光線を発射する。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第10話「かなしみのさすらい怪獣」(1974年6月14日放送)
脚本:阿井文瓶/特撮監督:高野宏一/監督:深沢清澄

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

6月14日はレオがかつてのペットと戦った日

6月14日は、レオが故郷で飼っていたロンが地球に襲来。レオと戦ったエピソードの日。ロンは元の姿に戻されました。レオとは再び離れ離れになってしまいましたが、きっとどこかの星で幸せに暮らしているのでしょう。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。