7月27日 ウルトラマンコスモス 5000年後の地球から怪獣がやってきた!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月27日(2002年)

テレビマガジン編集部

アラドスを狙ってノワール星人が現れる!

アラドスは、幼体の怪獣だった。普段住む未来の地球と現代の地球は環境が違うようで、免疫力の低いアラドスは元気になるどころか、少しずつ力を失っていく。すると、EYESに突如ノワール星人が通信を送ってきた。ノワール星人はこれまでに何度かEYESやウルトラマンコスモスと対決した宇宙人で、善良な怪獣を兵器に改造し、暴れさせた悪質な宇宙人だ。

ノワール星人は、自分たちならアラドスを助けることができると宣言。もう地球に手を出さないことを条件に、アラドスを引き渡すよう要求してきた。一方、地球防衛軍はアラドスの死後、その時間移動能力を解析し地球防衛のために利用しようと考えていた。それに怒ったムサシは、「それならアラドスをノワール星人に渡したほうがマシだ」と、ヒウラキャップに訴える。

怒りに我を忘れてしまったムサシに、ヒウラキャップは「ノワール星人にアラドスを渡せば改造されてしまう。それならば、故郷の地球で死なせてやったほうがいいのではないか」と冷静に言葉をかける。すると、ノワール星人の宇宙船が出現。アラドスを力ずくで奪いにきたのだ。さらに、宇宙船からラグストーン・メカレーターが出現した。ムサシはコスモスに変身。ルナモードからコロナモード、そしてエクリプスモードに変身して戦闘を開始する。

しかし、ノワール星人は宇宙船でコスモスを攻撃。両方を相手にしたコスモスは苦戦してしまう。すると、アラドスが残った力を振り絞り、ラグストーン・メカレーターを時空の彼方に転送した。コスモスは体勢を立て直すと、エクリプスブレードで宇宙船を破壊したのだった。

力を使い果たし、アラドスは息絶えてしまった。しかし、そこに眩い光とともに3体の巨大なアラドスが出現。彼らは、アラドスを迎えにきたのだ。大人のアラドスたちから光線を浴びたアラドスは復活。もとの時代に旅立っていったのだった。
アラドス幼獣を迎えにきた、アラドス  ©円谷プロ PHOTO/講談社

未来怪獣 アラドス幼獣

5000年後の未来からやってきた  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
未来怪獣 アラドス幼獣

全長/2.10メートル
体重/200キログラム

時間を移動する能力を持つ怪獣の子どもで、ノワール星人にその能力を利用されそうになっていた。口の中から管を伸ばし、食事をする。迎えにきた大人たちとともに未来に帰った。

登場エピソード:『ウルトラマンコスモス』第53話「未来怪獣」(2002年7月27日放送)
脚本:荒木憲一/特技監督:佐川和夫/監督:石井てるよし

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7月27日はアラドスが時間を超えて現れた日

7月27日は、アラドスが5000年後の未来から時間を超えて現れたエピソードの日。無事にアラドスは大人たちと合流し、もとの時代に帰っていきます。そして、怪獣を利用し、これまでコスモスを苦しめてきたノワール星人はついに撃破されたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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