あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月21日」(2018年)。
ウシオと行方不明のミオの交換日記に、ルーブクリスタルにそっくりな絵が描かれていることに気づいた湊兄弟。ミオと共に研究を行っていた、アイゼンテック社の社長・愛染マコトのもとを訪ねたふたりだったが、そこにガーゴルゴンが出現した。ロッソとブルは、ルーブスラッガーを武器にガーゴルゴンに挑む。
アイゼンテック社を訪れる湊兄弟
しかし、15年前は、ミオが綾香市の巨大企業・アイゼンテック社の社長である愛染マコトと共同研究をしていた時期だと、ウシオは思い出す。イサミは、ミオと愛染が研究していたのはルーブクリスタルだったのではないかと考え、カツミとアサヒの3人でアイゼンテックを訪れる。
愛染は、カツミたちがミオの息子であることを知ると、アイゼンテック社内をひと通り案内した。テンションの高い愛染に振り回されるカツミ。さらにその愛染をも振り回すアサヒが、開発中の筋力を強化させるパワードフットギアで遊んでいる中、愛染は本題は何かと切り出してきた。
カツミとイサミに、ミオが描いたルーブクリスタルの絵を見せられた愛染は、ふたりを社長室に招き入れる。綾香市には、妖奇星(あやかほし)という隕石が落ち、そこから物の怪が生まれたというおとぎ話がある。しかし、愛染は、その隕石が3体の巨大生物であると考えているらしい。そして、3体はルーブクリスタルになって飛び散ったと考察していたのだ。