5月30日 ザ☆ウルトラマン 古代遺跡に眠っていた怪獣が目を覚ます!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月30日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月30日」(1979年)。
ドルフィーゴと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

タマラ島の古代遺跡を調査する南田教授と調査員たち。しかし、3人の調査員が何者かに操られてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

遺跡の中に怪獣がいる?

1979年5月30日は『ザ☆ウルトラマン』第9話「目覚めた古代生物の恐怖!!」が放送された日です。タマラ島で遺跡の調査をする南田教授から、遺跡から発見された石板を受け取りにきたムツミ隊員。その石板には、怪獣の顔のような絵が描かれていた。

石板の解読を行うため、極東ゾーン基地に戻ろうとするムツミ。そこに、調査員たちが血相を変えて走ってくる。なんと、調査中の遺跡の中に怪獣がおり、遺跡が崩壊。3人の調査員が中に取り残されてしまったらしい。すると、なぜか海の方向から、取り残されたという男性のひとりが歩いてくる。しかしその青年は、目から光線を発射し調査隊のテントを破壊しはじめた。さらに、近くに停泊していた船も謎の爆発を起こしたのだった。

連絡を受けた科学警備隊は、ムツミと合流。ヒカリは、怪獣が調査員を操っているのだと考える。そこで、ヒカリは海に潜り、遺跡に通じる空洞の存在を調べるため、調査を開始した。
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