あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月27日」(1997年)。
地底に都市を築こうとする「ジオフロンティア計画」。その掘削作業に使われているPWウェーブによって、怪獣・ダイゲルンが出現してしまう。強力なパワーを持つダイゲルンに対し、ダイナはウルトラマンダイナ ストロングタイプにチェンジして立ち向かう!
謎の群発地震がおこる
ジオシティとは、地底に都市を築こうとする「ジオフロンティア計画」の一環で、ジオフロント社によって進められていた。アスカとコウダ隊員が現場に向かうと、そこでは、どんなに硬い岩もパウダー状に分解できる「PWウェーブ」という技術で掘削作業が行われていた。アスカたちは、PWウェーブが怪獣を刺激したのではないかと考える。
その後、再び地震が発生。スーパーGUTSは、ジオフロント社にPWウェーブを停止させる。すると、地震も止まった。ヒビキ隊長は、ジオフロント社のタチバナ社長にPWウェーブ停止の事後報告をするが、タチバナは工事前に調査をしたが、怪獣はいなかったと反論。一方的に工事をやめさせたスーパーGUTSを大声で非難する。
すぐに怪獣を倒せと言うタチバナに、ヒビキ隊長は各方面と調整し、慎重にことを運ぶべきと主張した。すると、タチバナは現場にいたアスカとコウダを警備員に拘束させ、PWウェーブを再起動。掘削作業を再開してしまった。そして、タチバナは、怪獣がPWウェーブを嫌っていると考え、出力を最大にすることで追い払おうとする。