あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月5日」(2019年)。
ヒロユキが突如襲われ、拘束された。その犯人であるイルトの目的は、自身が平和のために作り出し、暴走してしまったギガデロスの回収だった。活動を開始したギガデロスに挑むタイガだったが……。
ヒロユキが拘束される
目を覚ましたヒロユキはどこかに監禁され、体の自由を奪われていた。すると、ひとりの男が現れる。その男はヒロユキがタイガやウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマと一体化していることに気づいており、変身アイテムであるウルトラタイガアクセサリーを奪っていた。男はタイガたちのことを「巨大な兵器」と言い、それをヒロユキが「制御」できているつもりかと問う。
それに対し、仲間であるタイガたちのことを兵器扱いされたヒロユキは憤慨。すると、イルトと名乗るその男はヒロユキのことを「信用できそうだ」と評価しつつも、タイガたちの光を装備しているバイザーの中に封じ込めてしまう。何かを待っている素振りを見せるイルトを問い詰めるヒロユキ。すると、イルトは自分の目的について語り出した。
とある銀河の惑星は怪獣災害に悩まされていた。科学者であるイルトは人々を守るため、怪獣と戦うための防衛マシンを作り、それによって惑星に平和が訪れる。すると、他の惑星の人々も「守護神」と呼ばれるこの防衛マシンをほしがり、イルトは次々とマシンを作っていった。