10月5日 ウルトラマンタイガ 銀河の守護神を暴走させた犯人とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月5日(2019年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月5日」(2019年)。
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ギガデロスと戦うウルトラマンタイガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人が関係する事件を解決しながら平和を守っていく。

ヒロユキが突如襲われ、拘束された。その犯人であるイルトの目的は、自身が平和のために作り出し、暴走してしまったギガデロスの回収だった。活動を開始したギガデロスに挑むタイガだったが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ヒロユキが拘束される

2019年10月5日は『ウルトラマンタイガ』第14話「護る力と闘う力」が放送された日です。最近、頭の中で妙な音が流れるヒロユキ。一体化しているウルトラマンタイガに、調子がおかしくはないかと聞くが、タイガはとくに何ともないらしい。すると、突如ヒロユキは何者かに襲われ拉致されてしまう。翌日、民間警備組織E.G.I.S.(イージス)の社員たちはヒロユキが出勤してこないことを心配し、連絡を試みる。しかし、ヒロユキの電話は圏外で、E.G.I.S.の備品として配られているインカムも信号を発していなかった。

目を覚ましたヒロユキはどこかに監禁され、体の自由を奪われていた。すると、ひとりの男が現れる。その男はヒロユキがタイガやウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマと一体化していることに気づいており、変身アイテムであるウルトラタイガアクセサリーを奪っていた。男はタイガたちのことを「巨大な兵器」と言い、それをヒロユキが「制御」できているつもりかと問う。

それに対し、仲間であるタイガたちのことを兵器扱いされたヒロユキは憤慨。すると、イルトと名乗るその男はヒロユキのことを「信用できそうだ」と評価しつつも、タイガたちの光を装備しているバイザーの中に封じ込めてしまう。何かを待っている素振りを見せるイルトを問い詰めるヒロユキ。すると、イルトは自分の目的について語り出した。

とある銀河の惑星は怪獣災害に悩まされていた。科学者であるイルトは人々を守るため、怪獣と戦うための防衛マシンを作り、それによって惑星に平和が訪れる。すると、他の惑星の人々も「守護神」と呼ばれるこの防衛マシンをほしがり、イルトは次々とマシンを作っていった。
次のページへ ギガデロスの暴走は霧崎によるものだった!
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