あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月4日」(1997年)。
学生時代に野球でピッチャーを務めていたアスカ。そんな学生時代のアスカのチームメイトで、プロの道に進みアメリカで大活躍をしているヒムロ・ユウサクが帰国した。しかし、ヒムロは悩みを抱えており……。
メジャーリーガーはアスカのチームメイトだった!
高校時代、ピッチャーを務めていたアスカだったが、変化球が苦手でストレートばかり投げていた。ある試合で、アスカは打たれてピッチャーはエースのヒムロに交代。フォークボールならいつでもアスカに教えるというヒムロは、後続のバッターを三振に仕留める。しかし自分のほうが球が速いと思うアスカは、いい気分がしていなかった。
結局、マイをヒムロに会わせることになったアスカ。ヒムロは、高校時代に試合を行っていた野球場を訪れていた。サインをねだるマイだったが、ヒムロは「もう俺のサインに価値はない」と言う。ヒムロは5月に行われた試合で相手選手にデッドボールをあたえてしまい、それ以降うまくボールを投げられなくなった。もうアメリカに帰るつもりはないと言うヒムロを、説得しようとするアスカ。しかしそこに怪獣が出現したという連絡が入る。
その怪獣・シルドロンは野球場のすぐ近くにある高純度エネルギーのパイプラインに出現していた。アスカはヒムロを逃がし、ガッツイーグルに合流。シルドロンはエネルギーを狙っているため、高純度エネルギーの備蓄基地へ到着する前に撃破しなくてはならない。ガッツイーグルは攻撃を開始するが、シルドロンは両腕の強固な外殻でガッツイーグルのビームを弾いてしまう。