10月4日 ウルトラマンダイナ ウルトラフォークでシルドロンを倒す!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月4日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月4日」(1997年)。
シルドロンと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

学生時代に野球でピッチャーを務めていたアスカ。そんな学生時代のアスカのチームメイトで、プロの道に進みアメリカで大活躍をしているヒムロ・ユウサクが帰国した。しかし、ヒムロは悩みを抱えており……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

メジャーリーガーはアスカのチームメイトだった!

1997年10月4日は『ウルトラマンダイナ』第5話「ウイニングショット」が放送された日です。アメリカのメジャーリーグで活躍する野球選手のヒムロが帰国した。最近調子の悪いヒムロに対し、コウダ・トシユキ隊員やナカジマ・ツトム隊員は厳しい評価をするが、彼のファンであるミドリカワ・マイ隊員はヒムロを擁護する。すると、ヒムロはアスカの高校時代のチームメイトだということが判明。ヒムロに会わせてくれるようせがむマイだったが、アスカはあまり乗り気ではなかった。

高校時代、ピッチャーを務めていたアスカだったが、変化球が苦手でストレートばかり投げていた。ある試合で、アスカは打たれてピッチャーはエースのヒムロに交代。フォークボールならいつでもアスカに教えるというヒムロは、後続のバッターを三振に仕留める。しかし自分のほうが球が速いと思うアスカは、いい気分がしていなかった。

結局、マイをヒムロに会わせることになったアスカ。ヒムロは、高校時代に試合を行っていた野球場を訪れていた。サインをねだるマイだったが、ヒムロは「もう俺のサインに価値はない」と言う。ヒムロは5月に行われた試合で相手選手にデッドボールをあたえてしまい、それ以降うまくボールを投げられなくなった。もうアメリカに帰るつもりはないと言うヒムロを、説得しようとするアスカ。しかしそこに怪獣が出現したという連絡が入る。

その怪獣・シルドロンは野球場のすぐ近くにある高純度エネルギーのパイプラインに出現していた。アスカはヒムロを逃がし、ガッツイーグルに合流。シルドロンはエネルギーを狙っているため、高純度エネルギーの備蓄基地へ到着する前に撃破しなくてはならない。ガッツイーグルは攻撃を開始するが、シルドロンは両腕の強固な外殻でガッツイーグルのビームを弾いてしまう。
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