あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月26日」(2005年)。
特殊位相「異形の海」で、クトゥーラとそれを操る溝呂木真也=ダークメフィストに勝利したウルトラマンネクサス=姫矢 准とナイトレイダー。しかし、ダークメフィストに最後の攻撃を繰り出した姫矢は、「光は絆だ。誰かに受け継がれ、再び輝く」というメッセージを孤門に残し、姿を消してしまった。
孤門が異形の海での戦いを報告する
そのころ、ネクサスの正体が姫矢であることがナイトレイダーの上層組織である地球解放機構・TLT(ティルト)に伝わり、姫矢がネクサスであることを知りながら、その報告を怠っていた孤門たちナイトレイダーは緊急査問会に招集されていた。これまでの状況を説明するなかで、姫矢の戦いを回想する孤門。なぜ、姫矢は孤門に自分の正体を明かしたのかという質問に、孤門は姫矢が自分のことを信用してくれたのだと思うと返した。
さらに、孤門はその場で西条 凪副隊長の両親が、彼女が幼いころにスペースビーストによって殺害されていたことを知る。凪が激しくスペースビーストを憎む理由を初めて理解した孤門は、溝呂木に利用され恋人の斎田リコを失った自分と重ねるのだった。