6月12日 ウルトラマンガイア 子ども隊員がXIGファイターEXを操縦!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月12日(1999年)

テレビマガジン編集部

堤チーフがタロウを救う!

田端は、堤チーフとチーム・シーガルの神山篤志リーダーが操縦するピースキャリーで強制送還することになった。すると、突如空間変異性の波動チューブが現れ、それに乗って怪獣・パスギークが出現した。さらに、波動により損傷したピースキャリーから、搭載されたXIGファイターEXが自動で発進してしまう。

XIGファイターEXに乗っていたのは、タロウだった。タロウはこっそり機体に潜り込み、隠れていたのだ。堤チーフはタロウに「絶対に助かる」と励まし、自身もピースキャリーに搭載されたシーガル・フローターでXIGファイターEXに接近。コクピットにいるタロウに自分の姿を見せ、安心させると機体を安定させるための操縦をタロウに指示する。

そのころ、地上ではパスギークがジオ・ベースを攻撃しようと迫っていた。我夢はウルトラマンガイアに変身。さらに、スプリーム・ヴァージョンにヴァージョンアップし、応戦する。すると、パスギークは勝ち目がないと感じたのか、再び波動チューブを出現させ、宇宙に逃走しようとした。しかし、運悪くXIGファイターEXはパスギークの波動チューブと衝突。衝撃でキャノピーが開き、タロウがずっと大事そうに抱えていた大量の紙が空に舞ってしまう。

タロウは紙を回収しようとシートベルトを外してしまい、それによって外に投げ出される。ピンチのタロウ。すると、逃走するパスギークをシャイニングブレードで撃破したガイアが現れた。ガイアはその手のひらにタロウを乗せて救出。無事に地上に連れて帰ったのだった。

大宙魔 パスギーク

巨大なハサミで接近戦も行う  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
大宙魔 パスギーク

身長/80メートル
体重/8万2000トン

XIGのジオ・ベースに狙いを定めた根源的破滅招来体が送りこんだ怪獣。腹部にある口から光弾を吐き出し攻撃する。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第40話「ガイアに会いたい!」(1999年6月12日放送)
作:小中千昭/監督・特技監督:北浦嗣巳

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6月12日はエリアル・ベースに子どもたちが訪れた日

6月12日は、エリアル・ベースを訪れた子どものひとりであるタロウが、XIGファイターEXを操縦したエピソードの日。堤チーフがただ安全なところから指示を出しているのではなく、隊員ひとりひとりと向き合い、彼らから信頼されていることを田端は知りました。一方、タロウの持っていた紙は無事に地上で回収されます。それは、子どもたちが描いたウルトラマンガイアやウルトラマンアグルのイラストでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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