2月4日 ウルトラセブン 謎の擬似空間で待ち構えていたのは誰?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」2月4日(1968年)

テレビマガジン編集部

擬似空間に巻き起こる怪事件!

体力を消耗したソガを休ませたアマギがふと顔を上げると、なんと空には地球が浮かんでいた。ここは、地球上ではなかったのだ。アマギからの報告を聞いた地球防衛軍のマナベ参謀は、ふたりが捕らわれているのは2年前にアメリカに出現した「擬似空間」であることを察する。さらに、ビデオシーバー越しに聞こえる不快な鈴の音も、ベル星人という宇宙人が出していることに気づいたのだった。

しかし、2年前には擬似空間の所在を突き止めることはできなかった。 「今回も、アマギたちを助け出す手立てはない」と悔しそうに語るマナベ参謀。しかし、キリヤマ隊長はビデオシーバーの電波を利用してアマギたちの居場所を見つける作戦を思いつき、ウルトラホーク1号で出動した。

巨大な蜘蛛の怪物・グモンガを辛くも倒したアマギたちは、ビデオシーバーの発信を続ける。電波を追っていたウルトラホーク1号が発見した怪しい雲に突入すると、そこは擬似空間につながっていた。さらにキリヤマ隊長たちはその空間内にある地面に着陸し、森で宇宙植物やグモンガに襲われているアマギたちを救出する。
アマギ隊員たちが遭遇した、毒ガスを噴射して迫ってくるグモンガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ダンはグモンガの相手を引き受け、アマギたちをウルトラホーク1号まで逃がした。クモンガを撃破したダンだったが、鈴の音が響きベル星人が出現する。ダンはウルトラセブンに変身して戦闘を開始する。セブンはベル星人の怪音波攻撃に苦戦するも、アイスラッガーで反撃。激しい格闘戦ののち、ベル星人を撃破する。

すると、擬似空間が消滅をはじめた。ダンの帰還を待つことができないと判断したウルトラ警備隊は、やむなくダンを置いて脱出の準備を開始する。その間にセブンはウルトラホーク1号を構成するβ号に乗り込むことに成功、ダンの姿に戻って仲間たちに自分の無事を知らせたのだった。
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