7月10日 スパークドールズを使って怪獣、そしてウルトラマンギンガに変身!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月10日(2013年)

テレビマガジン編集部

本日7月10日は、1966年に『ウルトラマン前夜祭』が放送され、ウルトラマンがお茶の間にはじめて登場した「ウルトラマンの日」。この記念日に、『ウルトラマンメビウス』以来7年ぶりに新たなウルトラマンが登場するテレビシリーズが復活しました。それが『ウルトラマンギンガ』。ウルトラマンシリーズは半世紀以上にわたる歴史のなかで、数年~十数年の間、中断された事もありますが、この作品からは現在まで毎年、新作の放送が続けられているのです。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月10日」(2013年)。
サンダーダランビアと戦うウルトラマンギンガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2013年7月10日から放送が開始された『ウルトラマンギンガ』。本作は、2011年7月6日から過去の名作を再編集し、当時映画などで活躍していたウルトラマンゼロを進行役とした『ウルトラマン列伝』が、2年間の放送を経てリニューアルされた新番組『新ウルトラマン列伝』内での放送という形がとられた。後に「ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ」と呼ばれる新世代ウルトラマンの第1作である。

「何かに呼ばれた」気がして7年ぶりに帰郷した礼堂ヒカルは、意思を持つウルトラマンタロウの人形と出会う。そして、巨大な怪獣が出現。ヒカルはブラックキング、そしてウルトラマンギンガにウルトライブ(変身)を果たすのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

降星町に帰ってきたヒカル

2013年7月10日は『ウルトラマンギンガ』第1話「星の降る町」が放送された日です。何かに呼ばれた気がして、7年ぶりに故郷の降星町に帰ってきた高校2年生の礼堂ヒカル。街に到着したヒカルは、ベビーカーに乗って猛スピードで坂を下る女性を発見。ヒカルが咄嗟に助けると、その女性は幼なじみの石動美鈴だった。

なんでも美鈴は、暴走したベビーカーを止めると、そこに乗っていた犬に吠えられ、驚いた拍子に自分が暴走ベビーカーに乗っかって暴走してしまったらしい。ともあれ、無事に美鈴を助けたヒカル。一方、その様子を謎の影が見ていた。ヒカルは美鈴と一緒に祖父が神主として奉職する銀河神社に向かうが、案内されたのは降星小学校だった。銀河神社は、1ヵ月前に隕石が落下した際の火事で焼けてしまったらしい。

御神体は無事で、銀河神社は廃校になった降星小学校の中に移設されていた。ヒカルはそこで、祖父で銀河神社の神主である礼堂ホツマ、さらに幼なじみの渡会健太、久野千草と再会するのだった。

その夜、御神体が気になったヒカルは、祠を開け、御神体に触れる。すると、怪獣と戦う巨人たちのビジョンを見た。そして、ヒカルの手の甲に紋章が浮かび上がる。すると、近くにある人形が語りかけてきた。人形は「ウルトラマンタロウ」と名乗り、御神体を持って降星山に来いと告げ、姿を消してしまう。
ギンガスパークと、スパークドールズとなってしまったウルトラマンタロウ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
翌日、タロウの言う通り降星山にやって来たヒカル。すると、そこで待っていたタロウが語りだす。はるか昔、すべてのウルトラマンと怪獣が闇の力で「スパークドールズ」という人形にされ、この降星山に降り注いだ。そして、その闇の呪いを解くことができるのが御神体として祭られていた「ギンガスパーク」だと言う。ギンガスパークを使えるのは、選ばれし者であるヒカルだけらしい。
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