死んでいるのに死んでいない? シーリザーを倒せ!
しかし、シーリザーの表面温度が上昇したことで、先ほど撃ち込んだガッツウイング1号のミサイルがシーリザーの体内から排出され、落下したミサイルは大爆発を起こす。高周波ジェネレーターの熱を照射していたシンジョウのガッツウイング1号はギリギリのところで離脱し、爆発を回避するも、高周波ジェネレーターによる作戦は失敗に終わる。
ミサイルの誘爆を受けてもシーリザーは無事だったが、その体は1000℃の熱で燃えることが判明。ムナカタリーダーは、今度はコンビナートの液化天然ガスのタンクをシーリザーにぶつける作戦を考案し、コンビナートの管理会社からも了承を得る。TPC隊員はガスタンクを支える柱を切断し、レナとダイゴのガッツウイング2号がアルチハンドでガスタンクを吊り上げた。
市街地に迫るシーリザーに対し、ガッツウイング2号はシーリザーの真上でガスタンクを落とそうとする。しかし、シーリザーは突如首を伸ばし、ガスタンクを吊るワイヤーに嚙み付いてしまう。バランスを崩したガッツウイング2号は内部の機械が損傷してしまう。
ダイゴはレナに操縦を代わってもらうと、修理に向かうふりをしてウルトラマンティガに変身する。ティガはワイヤーを切断しガッツウイング2号を救出してシーリザーと対峙する。ガスタンクを吸収したシーリザーはティガまでをも吸収しようとするが、ティガの発射したゼペリオン光線を吸収したことで内部から爆発、撃破されたのだった。
ゾンビ怪獣 シーリザー
【ウルトラ怪獣事典】
ゾンビ怪獣 シーリザー
身長/60メートル
体重/5万4000トン
生命反応がなく、死骸だと思われていた怪獣。体はブヨブヨしており、どんなものでも吸収してしまう。体から凄まじい異臭を放ち、口からガスを吐く。
登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第5話「怪獣が出てきた日」(1996年10月5日放送)
脚本:小中千昭/特技監督:北浦嗣巳/監督:川崎郷太
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
10月5日は死骸だと思われていた怪獣が動き出した日
しかし、彼は実はお酒にとても弱く、オノダに奢られたお酒に酔っぱらって、よろめきながら帰宅するムナカタリーダーだったのでした。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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