あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月1日」(1968年)。
人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。
地球での激しい戦いを繰り返したダン=セブン。彼の体は、大きく疲弊していた。そんななか、ゴース星人が地球に襲来する。セブンは、上司にあたるM78星雲人から受けた警告を破り、怪獣・パンドンに挑む。
ダンがゴース星人の地球侵入をゆるしてしまう
ダンはそれを追跡し撃破するよう指示を受けたが、逆に攻撃を受け離脱。宇宙ステーションV3のクラタ隊長が敵の円盤を追跡し撃破する。無事に救出されたダン。その後、射撃の訓練やバスケットボールのシュートを試みるが、やはり体が思うように動かない。身を案じたアンヌ隊員から精密検査を受けるよう勧められるが、検査をすれば自分が地球人でないことがバレてしまう。ダンは自室で身体を休めるしかなかった。