9月15日 ウルトラマンX 善良な宇宙人と悪の宇宙人がラグビー対決!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月15日(2015年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月15日」(2015年)。
暗黒星団と戦うウルトラマンエックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーション ウルトラマンシリーズ第3作の『ウルトラマンX』は、『ウルトラマンギンガ』、『ウルトラマンギンガS』に引き続き『新ウルトラマン列伝』内で2015年7月14日より放送が開始された。特殊防衛チームXio(ジオ)のメンバーである大空大地は、ウルトラマンエックスとユナイト(一体化)し、怪獣や宇宙人に立ち向かう。

ラグビーの試合でミスをしてしまい、寮を出てしまった風間ワタル隊員の弟・イサム。しかし彼が、引っ越してきたシェアハウスの住人たちは、宇宙人だった。宇宙人たちは平和に暮らしており、イサムは彼らと仲良くなっていく。そんななか、バルキー星人ハルキのペットのサメクジラが、悪の宇宙人に狙われてしまう。イサムたちはサメクジラを守るため、ラグビーの試合に挑む!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

引っ越した先は宇宙人のシェアハウスだった!

2015年9月15日は『ウルトラマンX』第9話「われら星雲!」が放送された日です。大学のラグビー部に所属する、ワタル隊員の弟のイサム。しかし、自分に自信がなかったイサムは、チャンスの状況で仲間にボールをパス。それは失敗し、逆に相手チームに点を取られ試合に負けてしまった。

イサムのチームは予選敗退。監督やチームメイトに「なぜ、自分で相手選手を突破しなかったのか」と追及されたイサムは、ラグビーを辞めると言って寮を出ていってしまう。その後、イサムは入居者募集の看板を見つけ、「星雲荘」というシェアハウスを訪れる。そこには、名栗、伊刈、春木という個性的な3人の男性が住んでいた。
星雲荘の宇宙人たち。左から宇宙海人バルキー星人ハルキ、暗殺宇宙人ナックル星人ナクリ、異次元宇宙人イカルス星人イカリ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
なんと、彼らの正体は宇宙人だった。しかし、地球を侵略するつもりはないらしく、イサムを受け入れたのも単にシェアハウスの家賃を払うため、同居人を増やしたいからという理由だった。名栗ことナックル星人ナクリ、伊刈ことイカルス星人イカリ、春木ことバルキー星人ハルキの3人は、イサムの事情を知り彼を励ます。一方イサムも、金欠のはずのナクリたちが拾った財布を警察に届けるところを目撃し、彼らが善良な性格であることを知ったのだった。

そんなある日、星雲荘に隕石のような物体が飛来。それは、バルキー星人ハルキが故郷で飼っている、ペットのサメクジラだった。その騒動で自分たちが宇宙人であることがバレてしまったナックル星人ナクリたちはイサムのもとから逃走。さらに、落下した飛来物の調査にやってきた大地とワタルに遭遇する。イサムは、彼らが善良な宇宙人であると大地たちを説得。ナックル星人ナクリたちも、地球で静かに暮らしたいだけだと訴える。
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