あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月14日」(2020年)。
ストレイジ整備班のリーダー・バコさんことイナバ コジローの娘であるルリが生み出した、人工生命体・M1号。その細胞は高い万能性を持ち、将来は医療にも利用されることが期待されていた。しかし、その細胞を狙う者とのトラブルにより、M1号が巨大化してしまう。ハルキたちはM1号を倒さず、元の姿に戻すために奮闘する。
初の人工生命体「M1号」
久しぶりに再会したバコさんとルリ。ふたりは、ルリの希望で普段バコさんが働いているストレイジの格納庫にやってきた。父親の作ったロボットや、ともに戦う仲間たちと出会い喜ぶルリ。その後、今度はルリがバコさんをM1号に会わせようとするが、研究室は荒らされておりM1号が消えていた。
ルリたちが物音と怒号の聞こえるほうに向かうと、そこでは助手のクラタという男が、数人の仲間たちとともにM1号を無理やり連れ去ろうとしていた。ルリに銃を向けるクラタ。しかし、M1号がルリを守るようにクラタに飛びかかる。男たちはM1号を壁際に押さえつけるが、そこには電気の配電盤があった。運悪く電流を受けてしまうM1号。すると、その体が巨大化してしまう。