12月9日 ウルトラマンギンガS 新必殺技でハイパーゼットンを撃破!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月9日(2014年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月9日」(2014年)。
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ハイパーゼットン イマーゴ(SD)と戦うウルトラマンギンガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2014年7月15日より放送が開始された『ウルトラマンギンガS』は、『ウルトラマンギンガ』の続編として、『新ウルトラマン列伝』内で放送された。

礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガがダークルギエルを倒してから2年後。旅をしていたヒカルは、戦いに巻き込まれたことがきっかけで、特捜チームUPGに入隊し、ギンガとしての戦いを再開。さらに、地底の民・ビクトリアンの青年ショウが変身するウルトラマンビクトリーも現れる。

UPGの上層組織である、国際防衛機構の神山長官は、ビクトリウムのエネルギーを利用したビクトリウム・キャノンの使用を命令。その強力な一撃で、ガッツ星人ボルスト(SD)を撃破する。しかし、地底の民・ビクトリアンにとって大切なビクトリウムを兵器転用することに反対したヒカルたちUPGは、杉田アリサ隊員を残して全員が基地への立ち入りを禁じられてしまった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ショウが国際防衛機構に拘束される

2014年12月9日は『ウルトラマンギンガS』第14話「復活のルギエル」が放送された日です。UPG基地から追い出されてしまったヒカルたち。陣野隊長によると、UPGは、当初はビクトリウムの調査・研究を行う組織だった。基地であるライブベースが雫が丘に建設されたのも、雫が丘の地底にビクトリウムが多く眠っているからだ。しかし、ビクトリウムのエネルギーを知った神山長官は、そのエネルギーを兵器利用しようと計画を進めていたらしい。ビクトリウム・キャノンの威力は凄まじく、確かにその力があれば人類はウルトラマンに頼らずとも地球を守れる。

ビクトリウム・キャノンの優位性を認めるヒカルだったが、それを聞いたショウはビクトリアンの大切なエネルギーであり、地球の命ともいえるビクトリウムを使うビクトリウム・キャノンを、部分的にとはいえ肯定するヒカルに怒る。そして、「お前とは二度と(共に)戦えない」と告げて去ってしまった。

ショウは、警備を突破し、UPGの作戦指令室に乗り込んだ。神山長官にビクトリーランサーを突きつけ、ビクトリウム・キャノンの使用を中止するよう迫るショウ。神山長官は、ショウを囲む隊員たちに「暴力はいかん」と言い、銃を下ろさせる。しかし、それは神山長官の策略だった。同じようにビクトリーランサーを下ろしたショウに対し、神山長官は発砲。ショウを痺れさせ気絶させると、拘束するよう隊員たちに命令する。

ショウは、ビクトリーランサーと、シェパードンのクリスタルスパークドールズを取り上げられてしまう。さらに、神山長官はクリスタルスパークドールズに秘められたビクトリウムのエネルギーを抽出。ショウに対し、ビクトリウムは自分たちが管理すると言い放つ。一方、ただひとりUPG基地に残っていたアリサは、その様子をヒカルたちに知らせていた。ヒカルたちはショウを救出するために、ライブベースに乗り込もうとする。
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