あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月28日」(1966年)。
中近東の砂漠に、巨大な隕石が落下した。調査に向かったハヤタたちは、幻の街・バラージにたどり着く。その街には、ウルトラマンそっくりの「ノアの神」の石像があった。
中近東にアントラーが出現!
各国の科学特捜隊の消息が絶たれた、「魔の地点」に近づくハヤタたち。そこには、謎の光の壁があった。すると、ジェットビートルの操縦が不能になり、光の壁に吸い寄せられてしまう。光の壁が地上から上空に向かって出現していることに気づいたムラマツキャップは、ジェットビートルを前進させつつ上昇。吸い寄せられる力を利用し、無事に壁を越えることに成功する。
だが、今度はジェットビートルの高度が下がってしまう。先ほどの光の壁の磁力によって、エンジンが故障してしまったのだ。ジェットビートルは不時着。イデ隊員が負傷するものの、奇跡的にほかの隊員たちは無傷で助かった。しかし、無線が故障し日本支部基地との通信は不能に。ハヤタたちは、この近くにあるという幻の街・バラージを探すために調査を開始する。
砂漠を歩いていると、ハヤタたちは隕石を発見。しかし、この隕石は光の壁とは、直接の関係はないようだ。すると、今度は消息不明になった科学特捜隊の航空機の残骸が見つかり、アリジゴクの中から怪獣・アントラーが姿を現す。