輝男は耳が不自由で言葉を話すことができない。美奈子は輝男と友達になるため、身振り手振りでコミュニケーションをとって仲良くなったという。案内係を頼まれ、整備中のマットジャイロの様子を輝男たちに見せる郷だったが、突如輝男がテレパシーで郷だけに話しかけてくる。
輝男は郷がウルトラマンジャックであることを見抜いており、郷に近づくために美奈子を利用したと言う。そして、自らをゼラン星人と名乗り、「郷を葬ったのちに地球を侵略する」と宣言する。さらに、プルーマという怪獣を連れてきていることを明かし、「ジャックがプルーマを倒したときがジャックの最期である」と語ったのだった。
そのテレパシーは郷にしか届いていなかったため、輝男の挑発に乗って殴りかかった郷は、騒ぎを聞きつけた基地の職員に取り押さえられてしまう。落ち着きを取り戻した郷のもとにやってきた伊吹隊長に郷は事情を説明するが、「輝男が自分にテレパシーを送り、さらにその正体は宇宙人だった」という話は、伊吹隊長には信じることができなかった。
郷は、せめて美奈子を輝男から離すように訴えるが、それは「美奈子の善意を踏みにじることだ」と伊吹隊長は返す。ひとりで戦うしかないとつぶやく郷だったが、その後輝男の予告どおり怪獣・プルーマが出現する。