11月28日 ザ☆ウルトラマン 凶悪怪獣を収容した惑星が強奪される!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月28日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月28日」(1979年)。
プリズンに収容されている凶悪怪獣たち  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

U40のウルトラ人が作った、凶悪な怪獣を収容する惑星「プリズン」がインベド人に盗まれてしまう。地球に侵攻してきたプリズンの凶悪怪獣に挑むジョーニアスであったが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

プリズンが強奪される

1979年11月28日は『ザ☆ウルトラマン』第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」が放送された日です。U40のウルトラ人は、宇宙の凶悪な怪獣を集めて閉じ込める怪獣収容星「プリズン」を作っていた。しかしある日、荒廃した環境を好む宇宙人・インベド人がプリズンを襲撃。ウルトラ人はそれに気づくも、インベド人はU40からコントロールを奪い、プリズンは広大な宇宙のどこかへと向かってしまう。

プリズンは万一に備え、U40のコントロールを脱すると自爆するよう設定されていた。しかし、他の惑星を巻き込む可能性がある。U40の指導者である大賢者はプリズンの捜索を指示。しかし、プリズンの行き先はなんと地球だった。地球防衛軍の宇宙ステーション・EGG3(エッグスリー)は巨大な物体(=プリズン)が地球に接近していることを確認。科学警備隊のゴンドウキャップはEGG3の調査隊とともにプリズンの調査をするようトベ隊員とマルメ隊員に指示する。

プリズンに到着したトベたちだったが、不時着しているEGG3の宇宙艇を発見。宇宙艇は怪獣に襲われたらしく、脱出した隊員たちと合流する。しかしそこに、複数の怪獣が出現。その中の一体・ゴードリアンが地球に向かってしまう。スーパーマードック号で連絡がつかなくなったトベたちのあとを追っていた科学警備隊は、ゴードリアンと戦うため、トベたちの救助を中断し一度地球に戻ることになってしまう。
次のページへ ジョーニアスがゴードリアンを倒すが…
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