11月27日 ウルトラマンネクサス リコに忍び寄る魔の手! 孤門は謎の警告を受ける

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月27日(2004年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月27日」(2004年)。
ラフレアと戦うウルトラマンネクサス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

インセクトタイプビースト バグバズンから孤門が守った少女は、地球解放機構・TLT(ティルト)の部門のひとつで、スペースビースト事件から生還した人間の記憶を消すM・P(メモリーポリス)によってすべてを忘れていた。他人の記憶を勝手に消すメモリーポリスに反発する孤門だったが、スペースビーストによるトラウマを抱えていた人間が記憶を消されることで精神的安寧を取り戻しているという事実を知る。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

リコの身に危険が及ぶ

2004年11月27日は『ウルトラマンネクサス』第9話「警告 -ワーニング-」が放送された日です。M・Pの一件や、TLT作戦参謀の吉良沢 優による人命救助を後回しにせよという命令に不信感を覚えはじめた孤門。現在ナイトレイダーはウルトラマンネクサスが作り出す戦闘用亜空間・メタフィールドへの突入が可能となるストライクチェスターの合体シミュレーションを行っていたが、孤門はこのことが気になってしまい、訓練に身が入らない。

そんなある日、孤門は恋人の斎田リコと動物園にデートにきていた。孤門とリコは半年前、同じ動物園で出会った。当時、山岳救助隊で働いていた孤門は仕事のことで悩み、動物園でぼーっとしていたところをリコに話しかけられ、交流がはじまったのだ。デートを終え、自宅にリコを送った孤門だったが、リコから家族を紹介したいと切り出される。

しかし、運悪く召集がかかってしまう。スペースビーストが出現したのだ。仕方なくリコの誘いを断る孤門。だが、突如空から窓ガラスが落ちてきた。当たりはしなかったものの、ガラスの破片で右足を切ってしまったリコ。孤門は応急処置をし、病院に連れていこうとするが、リコは詳細は知らされていないものの孤門が「人の命を救う仕事」をしていることを承知しており、孤門を送り出したのだった。

一方、ネクサスのデュナミスト(適能者)である姫矢 准もスペースビーストの出現を察知し現場にきていた。そこではゴミの不法投棄をしていた業者が、スペースビーストによって炭化し衣服だけが残されている。すると、敵の気配を察知。姿を消していたダークファウストが現れる。ダークファウストは、姫矢に変身して戦うよう迫るのだった。
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