あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月24日」(2015年)。
幼馴染みの菜々子に対し、密かに想いを寄せるXioの風間ワタル隊員。しかし、菜々子はワタルとコンビを組む貴島ハヤト隊員と知り合い、ふたりは親密な仲になってしまう。そんな中、街に怪獣・ムーが出現。ムーはエックスにじゃれつきはじめる。
ムーが地球に飛来
そんな中、空から謎の物体が飛来。ワタルはジオデバイザーで本部に連絡を取ろうとするが、なぜかジオデバイザーが起動しなかった。Xioの基地であるオペレーションベースXに戻ったワタルとハヤト。どうやら、飛来した物体・ムーは強力な電磁波を発しており、周囲の機械が使用不能になっているようだ。ワタルたちは現場に向かうが、ムーはどこかに飛び去ってしまった。
その後、ムーの電磁波は怪獣を凶暴化させて、ウルトラマンエックスを弱体化させる「ダークサンダーエナジー」の発生率を上げていることが判明する。だが、ムーはそれを意図して行っているわけではないようだ。そして、ムーが再び出現。電磁波と触手で街を破壊してしまう。ワタルとハヤトはスカイマスケッティで現場に向かうが、電磁波により機体を思うようにコントロールできないでいた。焦るワタルだったが、ムーが何かを探していることに気づく。