ガイアはイザクを倒せるのか!?
イザクの本当の目的は、ただ、「生きること」だった。ハンターに追われ、生き抜くために戦っていたアルテスタイガーのころと何も変わっていないのだ。しかし、それによって今度は多くの人間の命が危険にさらされている。どうすればいいのか悩む我夢に、イザク出現の連絡が入る。
石室コマンダーは、根源的破滅招来体がイザクにアルテスタイガーの痕跡を残した理由は、人間に「あれは自分たちが絶滅させた動物だ」とわからせるためだと、我夢に言う。そして、イザクを倒すことを躊躇すれば、根源的破滅招来体は次々と絶滅した生き物を利用するだろうと訴える。
我夢は決心がつき、ウルトラマンガイア V2に変身して戦闘を開始。さらに、スプリーム・ヴァージョンにヴァージョンアップした。互角の戦いを展開するガイアとイザク。ガイアは必殺技の構えをとるが、「ガイア、俺は生きる!」というイザクの心の声を聞くと構えを解き、肉弾戦を再開。激しい投げ技の応酬の末、スプリームキックでイザクを撃破するのだった。
アルテスタイガー怪獣 イザク(イザクプラチアード)
【ウルトラ怪獣事典】
アルテスタイガー怪獣 イザク(イザクプラチアード)
身長/62メートル
体重/5万4000トン
アルテスタイガーの最後の生き残りである「銀色の眼のイザク」のクローン細胞が、根源的破滅招来体によって怪獣にされてしまった姿。生前のイザクの記憶を持ち、生きるために自分に危害を加えるものを攻撃する。非常に俊敏で素早く敵に飛びかかり、怪力を発揮してガイアやアグルに挑んだ。
登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第43話「銀色の眼のイザク」(1999年7月3日放送)
脚本:太田 愛/特技監督:佐川和夫/監督:根本実樹
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
7月3日はイザクが根源的破滅招来体によって怪獣にされた日
「人間は、人間が過去にやってきた過ちを自分たちの痛みとして背負っていかない限り、本当に変わったりできないんじゃないか? 俺たちは、イザクのことを忘れない」
我夢は、その言葉に強くうなずくのでした。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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