あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月19日」(1997年)。
鎌倉で江ノ電を撮り続けている、カメラマンの星野。ある日星野は怪獣の姿を目撃し通報。GUTSは調査をはじめるが、怪獣の姿は見つからなかった。そんななか、星野の息子のマサトが友人たちからいじめられてしまう。事件を通して、父子家庭で育ったマサトと星野の溝が埋まりつつあるなか、怪獣・タラバンが姿を現した。タラバンは、親を探していたのだ。
謎の目玉が目撃される
翌日、星野は怪獣探しを開始。しかし、「星野の通報でGUTSがきたものの、何も収穫はなかった」という情報が近所に広まり、星野はからかわれてしまう。その後も、地面から突き出る巨大な目玉を発見するものの、トラックに遮られて撮影することはできなかった。一方、宇宙では、宇宙生物の音声が観測された。シンジョウ・テツオ隊員たちは、この件は鎌倉での一件とは関係ないと考えていたが、ダイゴとヤナセ・レナ隊員は、星野の話を信じ、鎌倉の調査を再開するのだった。
ダイゴとレナが星野のもとを訪れようとやってくると、星野の息子のマサトが友人たちからいじめられていた。マサトは、星野が妄言を並べていると思われ、からかわれていたのだ。その後、ダイゴたちはマサトに連れられて星野と再会。話を信じてもらえなかったことからGUTSに不信感を覚えていた星野だったが、ダイゴたちに熱心に協力を頼まれ、怪獣の詳細について説明する。