あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月3日」(2018年)。
今から2ヵ月後、怪獣・ルーゴサイトが1300年ぶりに地球に飛来する。愛染マコトからアイゼンテック社を乗っ取った美剣サキは、ルーゴサイトを迎撃するために地球を爆破することを宣言した。そんななか、宇宙に向けての番組を届ける、宇宙人の放送局「NPTV」のディレクター・メフィラス星人は、自分の番組の視聴率低迷に頭を悩ませていた。そこで、メフィラス星人は、この「滅亡が近づく惑星」というネタと、宇宙人の間で大人気デザイナーとして有名なウシオを利用しようとする。
ウシオが宇宙人の放送局に目をつけられる
メフィラス星人は「星が滅び、ひとつの才能が失われる」という切り口でドキュメンタリー番組を作ることに。ADのザラブ星人とともに人間に擬態し、クワトロMへ取材を申し込む。普段どおりの様子を撮りたかったメフィラス星人たちだったが、ウシオは明らかにカメラを意識し不自然だ。それでも、なんとか撮影を終え、無事に前編を放送したメフィラス星人たち。しかし、視聴率は悪く、このままでは番組自体が打ち切りになると通達されてしまう。
途方に暮れていたメフィラス星人たちであったが、今度はウシオがウルトラヒーローの父親であるという情報を得る。メフィラス星人たちはウシオにも特別な力があると考え、その活躍を番組にしようと画策したのだった。