7月5日 悪意ある巨人が出現! ウルトラマンティガがイーヴィルティガと激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月5日(1997年)

テレビマガジン編集部

ティガVS.イーヴィルティガ!

イーヴィルティガとなり、熊本の街に出現して人々を見下ろすマサキ。彼はワーグナーの「タンホイザー 序曲」をBGMに、あらかじめ録音していた自分の主張を流す。それは、自分が進化した人類で、人々は自分に導かれるべきだという内容だった。

しかし、突如イーヴィルティガは待機していたガッツウイングEX-Jを攻撃。さらに、街を破壊しはじめる。マサキは、イーヴィルティガの力を制御できなくなってしまったのだ。一方、ダイゴは残されたスパークレンスを取り戻そうとするも、光遺伝子コンバーターのバリアに阻まれてしまう。ダイゴを洞窟に導いた犬も、同じくバリアに阻まれ、瀕死の重傷を負っていたが、ダイゴが触れると、犬は光となり、怪獣の像と一体化する。

この怪獣・ガーディーは、イーヴィルティガの友人だった。ガーディーは、イーヴィルティガを止めるため、地上に出現。一方ダイゴは、サイテックコーポレーションの地下に作られていた通路を通り、洞窟に到着したイルマ・メグミ隊長に保護される。そして、「まだここで、やることがある」とイルマ隊長に訴える。何かを察したイルマ隊長が洞窟を離れると、ダイゴはバリアを突破し、スパークレンスを奪還した。

ウルトラマンティガに変身したダイゴ。しかし、時はすでに遅く、ガーディーはティガの目の前で力尽きてしまう。ティガはイーヴィルティガと戦闘を開始。激しい戦いの末、ティガはゼペリオン光線でイーヴィルティガを撃破したのだった。

イーヴィルティガ

拳から光弾・イーヴィルビームを放つ。必殺技はイーヴィルショットだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
イーヴィルティガ

身長/54メートル
体重/4万4000トン

天才的な物理学者であるマサキ・ケイゴが、光の巨人像と一体化し変身した姿。マサキの精神がその巨大なパワーに負け、暴走してしまった。セルチェンジビームとゼペリオン光線を融合させた技を受け、変身が解除された。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第44話「影を継ぐもの」(1997年7月5日放送)
脚本:小中千昭/監督・特技監督:村石宏實

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7月5日はイーヴィルティガが出現した日

7月5日は、マサキがダイゴのスパークレンスを奪い、イーヴィルティガに変身したエピソードの日。マサキとタンゴ博士はTPCに拘束され、無事に事件は収束したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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