2月2日 キケンな赤い豆! ウルトラマンAがオニデビルに敗れる!!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月2日(1973年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月2日」(1973年)。
オニデビルと戦うウルトラマンA。Aの空中キックにより、オニデビルは頭部にある3本の角のうち中央の角が折られている  ©円谷プロ
1972年4月7日より放送が開始された『ウルトラマンA(エース)』は、怪獣を超える怪獣である「超獣」を送りこむ異次元人ヤプールと戦うため、超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員となった北斗星司と南 夕子がウルトラタッチでウルトラマンAに変身。バーチカルギロチンをはじめとした多彩な切断技などを駆使して超獣を次々と撃破していく。

節分の豆まき用の豆に、オニデビルが腕の力を奪う赤い豆を紛れ込ませた。それを食べてしまった北斗はオニデビルに敗北してしまう!

オニデビルがウルトラマンAの戦闘力を奪う!

1973年2月2日は『ウルトラマンA』第44話「節分怪談!光る豆」が放送された日。施設で子どもたちに空手の瓦割りを披露する一郎という青年。そこに、北斗が節分の豆を持って合流した。すると、雨も降っていないのにどこかに雷が落ちる。そのときに豆が入った袋が一瞬光ったが、それに北斗は気づかなかった。

その後、北斗と一郎は鬼に扮して子どもたちと豆まきをした。赤い豆を見つけた一郎は、空手の全国大会で優勝できるようにと願い、その豆を食べる。しかし、その直後に力がまったく入らなくなり、薄い木の板も割れなくなってしまう。

TAC本部に戻った北斗はそこでも豆まきを行った。北斗と力じまんの今野隊員も赤い豆を見つけ、食べてしまう。すると、街にオニデビルが出現。TACは出動するが、今野隊員は力が入らずヘルメットを落としてしまう。

北斗も、タックスペースの操縦桿を動かすことができない。脱出した北斗はウルトラマンAに変身。オニデビルに挑むが、Aに変身しても力が入らず、一方的に攻撃を受けてしまう。Aは姿を消して撤退。すると、オニデビルも雷とともに姿を消した。
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