子どもの偏食にひと工夫 『お豆腐ナゲット』パクパク食べてお肉嫌いを克服

お肉なし!タンパク質が取れるお子さまレシピ #5

フードコーディネーター:村上 有紀

ころんと可愛いお豆腐でできたナゲット。おやつにもぴったりです。
子どものお肉嫌いが直らない。どうしたら食べてくれるの? 頭を悩ませている方も多いはず。子どものお肉嫌いの理由として多いのは、食感や口に繊維が残ってしまうこと。一度ダメだと思うと、その後ひと口も食べてくれない……なんてこともありますよね。今回はお肉克服の第一歩、見た目はお肉そっくりだけどお肉を使わずにタンパク質が取れるメニューをご紹介! まずは、ナゲットは柔らかいというイメージをつけていきましょう。フードコーディネーターの村上有紀さんにレシピを教えていただきました。

今回作るのは

『お豆腐ナゲット』

見た目はお肉のナゲットそっくりですが、柔らかくてぱくぱく食べられるナゲットです。
【材料】13〜14個分    
・木綿豆腐 300g    
・ツナ(缶詰) 1缶(70g)  
・マヨネーズ 大さじ1    
・おろしにんにく 小さじ1/2    
・片栗粉 大さじ1    
・鶏がらスープの素 小さじ1    
・塩こしょう 少々    
・薄力粉 適量    
・揚げ油 適量    
・ケチャップ お好みで    
【作り方】

①豆腐はキッチンペーパーで包み、重石をのせて半日ほど水切りする。            
②ボウルに①、ツナ(オイルを軽く切ったもの)、マヨネーズ、おろしにんにく、片栗粉、鶏がらスープの素、塩こしょうを入れ、粘りが出るまでしっかり混ぜる。                
ここでよく混ぜることが滑らかになるポイント。
③スプーンですくって丸め、薄力粉を薄くまぶす。            
この段階ではまだお豆腐感たっぷり。揚げることでナゲットに大変身します。子どもに合わせてサイズの調節をしてくださいね。
④170度の揚げ油できつね色になるまで揚げたら完成。

お好みでケチャップをつけてお召し上がりください。
豆腐にはカルシウム、ツナには鉄分や、血管や血液の健康をサポートをしてくれるDHA・EPAが入っています。たんぱく質と一緒に他の栄養もしっかりと取れるのは嬉しいですよね。手でつまんで食べられるのでパーティーなどにもぴったりです。是非作ってみてくださいね!

お肉を使わないレシピ、いかがでしたか? 今はお肉が嫌いでも、いつの間にか食べられるようになっていたという子どもがほとんどです。それまでの試行錯誤が大変ですが、紹介したレシピなどを試してたんぱく質をしっかり補っていきましょう!
むらかみ ゆき

村上 有紀

Murakami Yuki
フードコーディネーター

会社員時代は経理職。結婚後、家族の健康を考え野菜ソムリエの資格を取得したことをきっかけに「食」の仕事を始める。 料理教室主宰、レシピ開発、講師、CMや広告等のスチール、動画撮影などフードコーディネーターとして活動の幅を広げ、料理からコーディネートまで総合的な視点で食の大切さ、楽しさを伝える活動を続けている。 Instagram

会社員時代は経理職。結婚後、家族の健康を考え野菜ソムリエの資格を取得したことをきっかけに「食」の仕事を始める。 料理教室主宰、レシピ開発、講師、CMや広告等のスチール、動画撮影などフードコーディネーターとして活動の幅を広げ、料理からコーディネートまで総合的な視点で食の大切さ、楽しさを伝える活動を続けている。 Instagram

おきた さら

沖田 沙羅

Sara Okita
ライター

1990年東京生まれ。講談社の幼児雑誌「おともだち」などから出版される書籍の編集・ライティングを担当。SNS用の広告や書籍のレイアウトデザインなども行う。イラスト制作や写真撮影が趣味。現在一児の母として育児に奮闘中。 Instagram

1990年東京生まれ。講談社の幼児雑誌「おともだち」などから出版される書籍の編集・ライティングを担当。SNS用の広告や書籍のレイアウトデザインなども行う。イラスト制作や写真撮影が趣味。現在一児の母として育児に奮闘中。 Instagram