講談社 学習まんが 日本の歴史(19) 復興と高度成長

著:三枝 義浩   監:舟橋 正真   編:講談社  

発売日 2020/07/03
価格 定価:935円(本体850円)
ISBN-13 9784065144046
判型 四六
ページ数 224ページ

最新にして受験に役立つ!
今こそ「学びたい」「伝えたい」私たちの国の歴史

◎講談社の学習まんが、ここがすごい!

1 受験には情報量!「受験対応力がすごい!」
  〇「カリスマ講師」スタディサプリの伊藤賀一先生、絶賛!
2 最新の研究を反映!「監修者がすごい!」
3  面白いから読みたくなる!「漫画家がすごい!」

講談社 学習まんが 日本の歴史 第19巻(全20巻)

監修者:舟橋 正真(成城大学非常勤講師)
漫画家:三枝 義浩 代表作:『語り継がれる戦争の記憶』

「平和の灯で世界を照らせ!」。
東京オリンピックの聖火最終ランナーに、無名の大学生が選ばれた理由とは?

<収録内容>
第109話 「占領と日本国憲法」
敗戦でGHQによる占領、焼け野原からの再出発、新憲法発布までの道のり。

第110話 「取り残された人々」
戦争孤児、シベリア抑留者、中国残留孤児……。終戦後も続く人々の苦闘。

第111話 「東西冷戦と独立」
世界は冷戦時代に突入。はげしい東西対立のなか、日本の独立に向けた歩み。

第112話 「55年体制と安保条約」
冷戦は政党の再編につながり、安保条約改定をめぐり反対運動が展開される。

第113話 「高度経済成長」
所得倍増計画で、政治から経済の季節へと転換。高度経済成長を促進する。

第114話 「東京オリンピック」
驚異的な成長と国際社会への復帰、平和への願いが東京オリンピックに結実。

<監修者のことば>
 この巻では、敗戦後の占領下、復興をとげた日本が、高度経済成長のなかで「経済大国」となっていく過程を描いています。占領下の日本では、非軍事化と民主化の諸改革が進められ、基本的人権の尊重・国民主権・平和主義を原則とした日本国憲法が制定されるに至ります。しかしながら、冷戦への移行に伴い、占領政策は、経済復興優先へと大きく転換され、そのなかでサンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約が結ばれ、日本は独立を回復していきます。
 独立後の日本社会は、高度経済成長によって変貌をとげ、「経済大国」への道を歩んでいきます。1964年の東京オリンピックはそれを象徴するものといえるでしょう。経済発展によって日本は豊かになりましたが、その反面、公害が深刻化し大きな社会問題となったことも事実です。
 占領の時代とは何であったのか。なぜ日本は復興できたのか。講和と安保がもつ意味とは何か。高度経済成長の功罪とは何か。本巻を通して、激動の戦後を振り返りつつ、現代とのつながりについても考えてみてほしいと思います。

0 件

オンライン書店

この作者の書籍

もっと見る

既刊一覧

もっと見る

関連シリーズ

もっと見る

Pick Upピックアップ記事

Rankingランキング

Event&Present
イベント&プレゼント

Trend今日のトレンド

Editor’s Pick Up
編集部のおすすめ

監修者・専門家一覧

角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
TOP