「母乳・ミルク・混合」結局どれがいいの? 東大医学部卒のママ医師が徹底解説

教えて、もりたま先生! 「母乳とミルク」のウソ・ホント #1

世界の最新研究をリサーチして生まれた著書『東大医学部卒ママ医師が伝える科学的に正しい子育て』(光文社新書)が話題のもりたま先生。  写真:村田克己

赤ちゃんは、母乳じゃないと健康に育たない――。ママたちの間には、今でもこんな“母乳神話”が存在します。けれど、本当にそうでしょうか。母乳は善で、ミルクは悪? 第1回は、東大医学部卒の医師で2児のママでもある“もりたま先生”こと森田麻里子先生に、母乳育児とミルク育児、混合育児のメリット・デメリットをママライターが伺いました。

母乳は間違いなく赤ちゃんにとって“最良の栄養”

――厚生労働省が2015年に実施した調査(※1)によると、生後3ヵ月での栄養方法について「母乳栄養」と答えた人が54.7%で、平成7年度の38.1%より16.6%増加。母乳とミルクを併用する「混合栄養」も含めると、89.8%のママが母乳育児に取り組んでいることがわかりました。母乳育児への意識は、年々高くなっているのでしょうか?
※1「平成27年乳幼児栄養調査/厚生労働省」  

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