【女の子の脳は両親に似る】脳が似ていると行動・思考・性格も似るのか 親子の脳の新事実

脳科学から迫る親子の脳の「かたち」 #2

東北大学学際科学フロンティア研究所助教、スマート・エイジング学際重点研究センター助教:松平 泉

親子の脳を分析すると、女の子のほうが両親に似ている場所が多いということが判明しています。  写真:RYH/イメージマート
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東北大学の松平泉(まつだいらいずみ)先生が主体となって進めた脳科学プロジェクトでは、子どもの脳には、「父親にのみ似る領域」「母親にのみ似る領域」「両親に似る領域」「どちらにも似ない領域」があることがわかりました。

また、父親×息子、父親×娘、母親×息子、母親×娘という4パターンそれぞれの脳を分析すると、男女差があることもわかっています。

では、なぜ性差が起こるのでしょうか。また、脳が似ているということは行動や思考、性格が親と似ていることにつながるのでしょうか。親子の「似ている」を解き明かす新事実に、さらに迫ります(全2回の2回目)。

※全2回の第2回(前回を読む

異性親子と同性親子では脳の「かたち」が違う?

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