
「夏の授乳」 汗対策を先輩ママが助言 「母乳・ミルクの衛生管理」「快適のコツ」を助産師が伝授
助産師・徳永悦恵先生が教える授乳のキホン #3 ~夏の授乳編~ (2/3) 1ページ目に戻る
2026.04.29
助産師:徳永 悦恵
Q1.搾乳した母乳の保管法は?
A.口をつけた母乳は飲み切りが基本です。余ったら捨てましょう。
搾乳した母乳は常温25℃未満で6~8時間ほど、冷蔵4℃以下で3~5日ほど、冷凍−18℃以下で3~6ヵ月ほど保存ができます。ただし、口をつけた母乳が余った場合は捨てましょう。赤ちゃんの唾液がついた母乳は雑菌繁殖の恐れがあるからです。
Q2.作ったミルクの保管法は?
A.保管せずに毎回作って飲み切り、余ったら捨てる一択!
ミルクはその都度作るのが基本です。万が一、口をつけて残した場合は保管せず、「捨てる」の一択のみ! 理由は母乳と同様に、赤ちゃんの唾液がついた母乳は雑菌繁殖の恐れがあるためです。
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)による「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、「調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは捨てること」となっています。
※乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン
Q3.授乳中の理想的な室内温度は?
A.ママが快適に過ごせる温度でOK!
「ママが汗をかかない、快適でいられる温度にしましょう」と、いつもお話ししています。温度を具体的に示してしまうと、その温度設定にこだわりすぎてしまうママが多いので、あえて温度は提示しません。
赤ちゃんは授乳中多少汗をかいてもOK。そもそも、赤ちゃんは体温調整機能が大人より未熟であり、授乳による体温上昇で汗をかきやすいので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
Q4.授乳時におすすめの汗対策は?
A.アームカバーで肌が直接触れ合うのを回避
授乳期のママの乳房は温かく、体温も高くなっています。そして、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、汗をかきやすいため、お互いの肌が密着する授乳時はベタベタしてしまうもの。
そこでおすすめなのが“アームカバー”。ママが腕にはめるだけで、少しはベタベタからくる不快さを解消できるでしょう。薄手の上着や、ストールもあるといいかもしれません。



































