2024年10月20日(日)まで! きのこの正体がわかる、珍きのこが見られる、きのこを狩れる大人気イベント「きのこ展」が筑波実験植物園で開催!

きのこ研究者の保坂健太郎博士が「ほしじいたけ ほしばあたけ」シリーズのきのこ描写にうなる!【前編】

世界中できのこ調査をしている保坂健太郎博士。「きのこ展のために、開催1週間前からきのこ狩りに行きます!」と今年もやる気マンマン 撮影:講談社写真部
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筑波実験植物園の「きのこ展」が、2024年10月12日(土)~20日(日)まで開催されます。「きのこ展」は毎年、国立科学博物館植物研究部菌類・藻類研究グループ・研究主幹の保坂健太郎博士が主導で行っているイベントで、2023年には、開催以来最高の8000人を超える来場者がありました。

人気の秘密は、「見る」「聞く」「遊ぶ」「食べる」を一度に楽しめること。きのこ研究成果の展示や「きのこ画コンテスト」の応募作品展示、プロのアーティストによる「きのこアート展示」や園内のきのこマップを使ったクイズラリー、ワークショップに飲食店の出店など、1日たっぷり楽しめる盛りだくさんのプログラムが用意されています。

保坂先生は、9月10日に発売された絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ」シリーズ最新作『ほしじいたけ ほしばあたけ まぼろしのいずみ』の帯にコメントを寄せています。理由は「ほしじいたけ ほしばあたけ」シリーズのきのこ描写が「すごい!」と思ったから。専門家である保坂先生をうならせた絵本の「あるシーン」の解説と、「きのこ展」の見どころと「きのこ愛」を語っていただきました。

2024年の「きのこ展」では、「きのこの正体、菌糸と胞子」をテーマにした研究成果が展示される。 「きのこ展」チラシより
9月10日に発売されたシリーズ最新刊『ほしじいたけ ほしばあたけ まぼろしのいずみ』。保坂先生が帯コメントを寄せてくれた

見慣れているぷっくりとした〔きのこ〕は期間限定!? 

──保坂先生が研究題材に「きのこ」を選んだのはなぜですか?

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