うちの子ほんとに「発達障害」? 「発達障害」を疑われたとき見直すべきこと

小児科医・発達脳科学者が「早寝早起き朝ごはん」を勧める理由

食事習慣の見直し 朝はしっかり、夜はあっさり

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決まった時間に食べる
食事の時間を決めておくことは生活リズムを整えるうえで重要。とくに朝ごはんはしっかり食べさせたいものです。

朝食前と夕食後に時間の余裕をもとう
朝起きてきた子どもが「おなかがすいた」と朝食を食べるのが理想的。そのためには十分な睡眠をとり、起きてから食事をとるまである程度の時間があることが必要です。早起きして宿題をしたり、散歩をしたり、朝食の準備のお手伝いをするのもいいでしょう。

夕食は食べたものの消化がすんでから寝られるように、就寝時刻の2時間前までにはすませます。

〈『子どもが「発達障害」と疑われたときに読む本』より〉

朝食は一日の活動に備えてエネルギーをためるため、しっかり食べ、夕食は胃腸に負担をかけないように、あっさりめにしましょう。栄養バランスは1週間単位で考えるとよいでしょう。また、食事中にはテレビを消して、食事に集中させます。

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今回は、生活習慣が子どもに与える影響について、『子どもが「発達障害」と疑われたときに読む本』から抜粋(一部要約)してお届けしました。次回は、子どもの脳の発達についてご紹介します。

取材・文/佐々木 奈々子

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■今回ご紹介の書籍はこちら
『子どもが「発達障害」と疑われたときに読む本』
落ち着きがない、忘れ物やミスが多い、集団行動ができないなどの「発達障害のような症状」が現れる原因はどこにあるか、今の困りごとへはどう対処するか、どう育てていけばよいか、をくわしく解説していきます。

『子どもが「発達障害」と疑われたときに読む本』成田奈緒子/監修
【本書の内容構成】
巻頭 その子は本当に「発達障害」なのか
1 まずは生活改善にとりくむ
2 子どもの発達を脳からみると
3 子どもを信じて育てる
4 信頼が成長につながる
5 大人が気をつけること
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