
【延長保育の現実】毎日『おのこり組』はかわいそう? 保護者のリアルな声とメリット・デメリット
アンケート結果から見る親の切実な本音とは?【長時間保育#前編】
2026.06.26
幼稚園は4時間、保育園は8~11時間。
これは国が定める「1日の教育・保育の標準時間」です。
共働きやシングル家庭の保護者が増えるなか、この標準時間より長く子どもたちを預かる幼稚園の「預かり保育」や保育園の「延長保育」のサービスが広がっています。
預かり保育を提供している幼稚園の割合は、1997年の29.2%から2023年の91.0%と、大幅に増えました。
また土曜日にも預かり保育を実施している幼稚園は全体の17.5%に上り、幼稚園でも、保育園のような預かりサービスを強化していることが分かります。(※1)
全国の保育園で2025年に行われたアンケートでは、最も多い開園時間は7時台・閉園時間は19時台。なかには延長保育を行い、11時間以上開園している園もあります。(※2)
就学前の子どもたちをより長い時間預かる仕組みは、2015年の「子ども子育て支援新制度」で広がりました。
このとき保育園では、フルタイムで働く親向けに、預かり時間を全国統一で「最大11時間」と新たに設定。幼稚園でも、預かり保育の追加保育料の支払い方法が簡略化される、などの変化がありました。(※3)
長時間保育は「かわいそう」なのか
それから10年。延長保育・預かり保育は社会に定着して、働く親たちには無くてはならないインフラとなっています。
一方、上の世代からはまだ「長い間預けてはかわいそう」と言われたり、子どもから「延長保育には行きたくない」と泣かれて悩む、という話も。
働く保護者たちは今、延長保育・預かり保育を、どのように利用しているのでしょう。
そして日々、子どもたちを長めに預けることに対して、どんな思いを抱いているのでしょうか。
子育て世代のメディア「コクリコ」では、延長保育・預かり保育を利用した20代から50代のママたちにアンケート。
延長保育・預かり保育は「親にとってはありがたい」と感謝する一方、全肯定で使いこなすだけではない、複雑な思いが浮かび上がってきました。

































