「豆腐の油淋鶏風」のレシピ
片栗粉をまぶして焼いた豆腐に、香味ダレをかけていただきます。淡白な豆腐も、ちょっと工夫することで子どもも食べやすい一品に。 写真：越野美樹
【材料】２人分
木綿豆腐 １丁（300ｇ）
片栗粉 大さじ２
ねぎ １本
にんにく １片
しょうが １片
ごま油 大さじ２
Ａ 砂糖 小さじ２
Ａ 醬油 大さじ１
Ａ 米酢 大さじ1/2
Ａ ごま油 小さじ１
Ａ すりごま 大さじ１
【お手伝いポイント】
タレを混ぜるのを手伝ってもらいましょう。
【作り方】
下準備：木綿豆腐はザルにあげておく。
１．ねぎは粗みじん切りにする。にんにくとしょうがはすりおろす。
２．木綿豆腐の厚みを半分に切ってから、長辺と短辺をそれぞれ半分に切る。
３．豆腐の表面全体に片栗粉をまぶす。
４．フライパンを弱火で熱してごま油を入れ、よく温まったら３を加えてフタをする。表面がきつね色になったら裏も同じように焼く。
豆腐があまり大きいと崩れやすいので、程よい大きさに切って焼きます。 写真：越野美樹
５．ボウルにＡを入れてよく混ぜ、１を加えてさらに混ぜる。
６．器に４を盛り、５をかける。
多めの油で焼くと、フライパンにくっつかず、焦げにくくなります。
「豆腐チーズケーキ」のレシピ
クリームチーズと豆腐を同量使ったチーズケーキ。さっぱりしつつも濃厚さを感じますが、甘さ控えめなので、普段のおやつにもぴったり！ 写真：越野美樹
【材料】14cm×９cmの耐熱容器１個分
絹ごし豆腐 100ｇ
クッキー 50ｇ
溶かしバター 30ｇ
クリームチーズ 100ｇ
卵 １個
砂糖 30ｇ
レモン汁 大さじ１
薄力粉 大さじ３
【お手伝いポイント】
生地を混ぜるのを手伝ってもらいましょう。
【作り方】
下準備：オーブンを180℃に予熱しておく。
１．食品用チャックつきビニール袋にクッキーを入れ、麺棒などでたたいて細かく砕く。溶かしバターを入れてよく混ぜる。
２．耐熱容器にクッキングシートを敷き、１を敷き詰める。
３．ボウルにクリームチーズ、卵、砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。豆腐とレモン汁を加えてさらに混ぜる。
最初にクリームチーズを卵でゆるめてから豆腐を加えると、均一に混ざりやすくなります。 写真：越野美樹
４．薄力粉を加えてさらに混ぜる。
５．２に４を入れる。
６．180℃のオーブンで25分焼く。
７．粗熱がとれたら型から出し、食べやすい大きさに切る。
冷蔵庫でよく冷やすと、より美味しくいただけます。
豆腐料理を楽しもう
豆腐は安価で、植物性タンパク質が豊富なうえに、たくさんのアレンジが楽しめる万能食材です。
豆腐をそのまま食べるのは、もったいないです。
娘が作った「豆腐とおからのナゲット」。外はカリッと、中はふわふわでどんどん手が伸びます。 写真：越野美樹
江戸時代に出版された、100種の豆腐の調理法を解説している「豆腐百珍」という書物があるように、豆腐は切り方、調理法、火加減、味つけなどによって、さまざまな料理が楽しめます。
地味な食材だなんていわずに、お子さんと一緒に、豆腐料理を楽しんでみませんか？
MOTTAINAIシリーズは今回で終了です。
次回からは、思わず子どもがおかわりする！ 野菜の偏食が克服できるコツとレシピをご紹介します。どうぞお楽しみに！
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越野 美樹
１歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook
１歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook